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アマチュアが目指すべき「ゴルフが上手い人」とは!?【思いで叶えるゴルフ上達法/佐久間馨】

Text:佐久間馨

ゴルフがうまい人のイメージを変えよう!

皆さんの抱くゴルフがうまい人のイメージは、テレビで見るプロゴルファーの姿からでき上がっているのではないでしょうか?目の覚めるようなドライバーショットを打ち、グリーンを狙ったセカンドショットはまるでボールに命が宿ったかのようにピンに寄っていく。グリーン上では、難しいピンポジションに切られたカップに、長いパットを当たり前のように入れていく。大半の人が、こんなスーパーショット、スーパーパットを繰り出す人のことを、「ゴルフのうまい人」と思っているのではないかと思います。そして、「いつか自分もこんなゴルフをやってみたい」、「できるようになりたい」と、思っているのでは?

しかし、よく考えてください。皆さんがテレビで見るプロゴルファーというのは、その試合に出場している1 0 0 人以上の選手のうち、ほんの一握りの数人だけではありませんか?ゴルフのテレビ中継というのは、通常決勝ラウンドの2日間しか放送されません。しかも、それぞれ1 時間から長くても2 時間ととても短いのが普通です。もちろん試合なので、テレビが映すのは上位争いをしている選手が中心です。つまり、皆さんが見ているのは、その試合に出場している選手の中でも、その週、特に調子がよくて、コースとの相性も良い選手だけなのです。

だから、テレビのゴルフ中継ではプロゴルファーが大きなミスをするところを滅多に見ることはないのです(まったくないわけではありませんが、非常に珍しいはずです)。しかし、プロゴルファーと言えども人間なので、ティーショットを大きく曲げてしまうこともあれば、セカンドでダフったりトップしたりすることもあります。もちろん池に入れてしまうこともありますし、バンカーから一発で出せないこともあります。ただし、そういうミスショットを試合中に何度も打ってしまっている選手は、その試合では上位には残れないので、テレビにも映らないし、我々の目に触れる機会が少ないのです。

先ほど紹介したようなスーパーショットやスーパーパットを繰り返すゴルフは、多くのプロゴルフファーにとっても至難の業なので、いわんやアマチュアには真似をするのは無理です。そもそもゴルフというのはコースや自然との戦いなので、いくらプレイヤーが会心のショットやパットを繰り返したとしても、それがいいスコアにつながるものでもないのです。

では、アマチュアゴルファーはどんなゴルフを目指し、うまくなればいいのでしょうか?答えは、「泥臭い」ゴルフです。パー4 のホールの場合、ティーショットは次打が打ちやすいところに打つ。3 0 0 ヤード近く飛ばすビッグドライブなんか必要ありません。 セカンドは、条件がよければグリーンを直接狙うこともありますが、とりあえずトラブルを避けて、グリーンの近くまで運びます。その際、アプローチのしやすいところに運べれば百点です。そこからアプローチで寄せワンが取れればパー。外してもボギーでは収まります。

ゴルフコースは18ホールあり、中には難易度の低いホールもあります。また、パー3 のホールでティーショットがバーディーチャンスに寄ることもあります。そこで生まれたいくつかのチャンスをつかんで、バーディーをボギーの数以上に取ることができれば、パープレイもしくはアンダーパーで回ることができるのです。こういう泥臭いゴルフが、実は上級者のアマチュアゴルファーがやっているゴルフなのです。

【書誌情報】
『信じればパープレイは必ずできる! 「思い」で叶えるゴルフ上達法』
著者:佐久間馨

「ゴルフを上手くなりたい」と考える人は、自分のスイングを直そうとします。それもひとつの方法ですが、スイングを直すだけではスコアアップは望めません。「練習不要」をうたい、「練習ぎらい」を書名にした著書もある本書の著者は、「パープレイは誰でもできる」と言います。その方法となるのは、プレイの発想方法とやり方を変えること。簡単にスコアがよくなる発想方法があるのです。この本では、その方法を数多く紹介しています。明日コースに出る人でも実践できることばかりで、ゴルフがより一層楽しくなるはずです。