ショートゲームの天才が直伝するツマ先上がりバンカーショット攻略のポイントとは！？【伊澤秀憲の出る！寄る！バンカーショットの真実】

●突っ立ち気味で構える
ツマ先上がりのバンカーショットは、ツマ先下がりとは逆にヘッドが砂に潜りやすい（ダフりやすい）のでそれを防ぐ対策を取る必要があります。そのためには「突っ立ち」気味で構えること。それだけで自分とボールの距離が遠くなるので、ヘッドが砂に潜りすぎることがなくなります。

あとは通常どおり円を描くイメージでスウィングするだけです。バンカーショットはグリップを「ゆるく」握ることがまず大切であることを前号でお伝えしましたが、それも含め、傾斜では正しいセットアップがショット成功の鍵を握ります。

腰の位置を高くして立つことが最大のポイント。バンカーショットは「ガニ股で構える」「ヒザを大きく曲げる」というレッスンが多いが、ツマ先上がりの傾斜ではそれはNG。突っ立ってクラブに任せて振ることを心がけよう。

出典：『ゴルフレッスンプラスvol.12』

【レッスンプロ情報】
●伊澤秀憲
1991年生まれ。2歳からゴルフを始め、JGTOツアーなど多くの試合に出場。現在、初心者からプロまで指導に携わる。 You Tubeチャンネル「伊澤秀憲のGUTS TV」が好評。石川遼プロとは同年齢で、スウィングのよき相談役でもある。マスターズ4位の成績を残した伊澤利光プロは叔父にあたる。