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アマチュアがクラブを替えたのに思うように飛距離がUPしない理由とは!?【豊永智大のフィッティングを使えばもっと飛ばせる!】

豊永智大のフィッティングを使えばもっと飛ばせる!

これまで、「手・足の使い方」と「息の吸い方・吐き方」の“ちょい足し”で、もっと飛ばす方法を紹介してきました。そして今回“ちょい足し” するのは、ゴルフクラブ。自分にとって最適なクラブを見つけることができれば、飛距離アップもスコアアップもかないます。
今やクラブ購入前にはフィッティングが常識。そこで賢いフィッティングの受け方をアドバイスします!!

振りやすいクラブに会ったらさらに「軽い・重い」「柔らかい・硬い」を試してみる!!

アマチュアの方のスウィングを見て思うのは、「シャフトのしなりを使えていない」ということ。たとえば釣り竿を投げるときに、しなりを使わないで投げる人はいません。なわとびも、強く握る人はいませんよね。軽く握り、手首で遠心力をうまく使ってグルグル回す。クラブも同じで、しならせることでそのシャフトの特性が出ます。シャフトのしなりを使うと、15ヤードくらいは飛距離を延ばせるのです。15ヤードといえば、アイアンだったら1番手変わる。これは大きいです。自分に合ったクラブを使うと、シャフトのしなりを十分に引き出せるので、飛距離が延びる。

逆に、「クラブを替えたのに思うように飛ばない」という方は、クラブに自分を合わせているため、気持ちよくスムーズに振ることができず、しなりを使えていないのです。そう考えると、クラブを購入する前に、フィッティングを受けることはとても重要です。フィッティングを賢く受けるコツは、フィッターには正直に自分の現状を伝えること。平均飛距離やクラブのスペックなど、見栄を張ってはいけません。また、「シニアだから先調子で柔らかく、軽いシャフト」といった先入観は捨てましょう。楽にスウィングしたい気持ちはわかりますが、いざ打ちに行って力が入ったときに、しなり戻りが強すぎてチーピンになったり、大きくしなったシャフトが戻りきれず、フェースがスクェアに返らないまま、振り遅れてボールが右に行ったりすることもあります。

これでは自分がクラブに合わせて振らなければならず、シャフトのポテンシャルを生かすことができません。また、軽量シャフトにしてヘッドスピードが速くなっても、クラブ重量が軽くなるぶん、ボールに与えるエネルギー質量は少なくなります。重いシャフトをゆったりしならせたほうが振りやすい人もいるので、ヘッドやシャフトの重量を意識するといいでしょう。そして、振っていて感じがいいと思うクラブに出会ったら、そこからスペックを絞り込んでいきます。ポイントは、同じシャフトでそれより①「軽い&重い」、②「柔らかい&硬い」スペックも試すこと。より「感じがいい」ものを探せます。クラブは安い買い物ではありません。合わなくて買い直すことがないように、フィッティングを受けることをおすすめします。

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