ラウンドで活かせる、パットの手順のルーティーン化とは?
●大切な4要素の順序はミスチェックの順でもある
実戦で自分の持てる能力を最大限に発揮するには、イメージで技術と感覚を引き出すことに加えて、実戦編として「読み方、狙い方、距離感、方向性」という、考え方の4段階の整理があります。
これまでに説明した読み方、狙い方に、今回技術編で説明した距離感を加えると、あとは狙った方向に対して的確に構えを作り、フェースを正確に向けてインパクトするだけです。
しかし、その正確性に意識を注ぎ込むのはショートパットのときだけ。ある程度の長さのあるパットのときは、距離感に集中します。
とくに勧めたいのは、ルーティーンの中に、「向き、姿勢、リズムとテンポの意識、ストローク」の順で確認する手順を入れることです。
これらをしっかり整え、実際に打つときには何も考えずに打つだけ。入らなかったときには、この順で確認し直すと、原因がわかり、修正できます。
出典:『ゴルフレッスンプラスvol.13』
【レッスンプロ情報】
●大本研太郎
1974年生まれ。2012年にパターレッスン専用スタジオ「パットラボ」を開設し、アマチュア2,000人、プロ180人を超音波機器で詳細に解析。「グラビティーメソッド」を確立し、PGAティーチングプロアワードで最優秀賞を受賞(2018年)。GPC恵比寿代表。
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公開日:2022.07.04