骨にまかせればパワーは最大限発揮できる!
「飛ばしてやろう!」と思うと筋肉に意識がいって、肩や腕がどうしても力んでしまう。「体を効率よく動かすには骨を意識するといい。パワーだって発揮しやすくなりますよ」と教えてくれたのは福田尚也プロ。今こそ本当の開眼のときだ!
お腹を左右に回して肩甲骨と股関節の連動感覚をマスター!
●お腹の回転の意識で上体の力みを解消
「体幹を使ってスウィングしましょう」と教えられたことのあるゴルファーは多いでしょう。通常は、腕や脚を除いた四角い胴体の部分を体幹と認識していることと思います。そこで背骨を中心にその周りの筋肉を含め、筒状の幹をイメージしてください。背骨を中心とした幹を動かすと腕や脚の四肢が連動して動きます。勘違いのないように付け加えると、胴体は丸ごと回転するのではありません。腕と脚のそれぞれの起点が胴体の中にあるため、腕と脚の稼働で胴体にネジレが発生して肩甲骨と股関節が連動しやすくなるということです。腕や脚が単体で速く動くのではなくて、体幹の中の腕と脚の起点から動かしていくイメージが大事なのです。難しいようならアドレスでお腹に力をためるつもりで引き締めておき、お腹を左右に回すイメージでも構いません。体の中心から力を出していく意識を持てば肩甲骨と股関節の連動感覚がつかめます。
コミック/写真/動画で学べる
ゴルフレッスン雑誌『ゴルフレッスンプラスvo.4』10月29日発売!
世界で唯一のゴルフレッスンコミック誌『ゴルフレッスンコミック』がパワーアップしてリニューアルされた新雑誌!!
【レッスンプロ情報】
●福田尚也
1968年神奈川県生まれ。2006年プロ入会。JPGA公認A級ティーチングプロ。2015年PGAティーチングアワード優秀賞受賞。神奈川県を拠点にジュニアゴルファーを中心に多くのアマチュアゴルファーを指導している。
公開日:2020.11.17