スウィングづくり前に、まずはカラダづくり【飛距離アップのためのコンディショニング講座】
飛距離アップには、まずカラダが自由に動けるかどうかが大事。そのために必要なものがフィジカル(肉体)の柔軟性だ。前回教わったアドレスの姿勢では、股関節の使い方がカギだった。今回はテークバックからフィニッシュまでの動きを見ていこう。
「右股関節の内旋」ができればスウェーとはもうオサラバ
●右股関節の内旋をチェック
曲げたヒザの角度が約90 度になる高さの椅子に座る。この状態から、ヒザを持ち上げずに右股関節を内側にねじり、右足を外側に上げていく。45 度ぐらいまで上がれば合格。
できなかった人の為の改善ストレッチ
●右股関節の内旋ストレッチ
足を少し前に伸ばして座り、手は後ろにつく。この状態から左右交互にヒザを内側に倒していく。左右10回ずつ、計20 回行う。お尻が浮いてカラダがねじれてしまうと、股関節の内旋が十分にできないので注意する。
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【出演者情報】
●中村俊介
筑波大学大学院でスポーツ医学を学び、2006〜09年に片山晋呉プロの専属トレーナーを務める。その後は各種競技の代表選手のトレーニング、コンディショニングを指導。現在はJLPGA ツアーに帯同し、女子プロのコンディショニングを行う。東京・港区に2020 年7月にオープンした「LinkPerformance Studio」(http://link-inc.tokyo)ではヘッドトレーナーを担当
公開日:2020.12.29