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飛距離UPに繋がる!世界標準の〝巻きつき〟トップとは!?【板橋繁のノーリストターンで飛ばす!G1スウィング】

世界標準のスウィング
ノーリストターンで飛ばす!G1スウィング

ノーリストターンだから飛んで曲がらない「G1スウィング」。右手が下のまま手を返さないダウンスウィングが特徴的ですが、大事なポイントはスウィングの前半にも数多くあります。世界標準は、バックスウィングも常識とは〝真逆〟です。

世界標準は〝巻きつき〟トップ!

トップでクラブが身体に〝巻きつく〟
橈骨を軸に右腕を回外させ、フェースを開きながらバックスウィングしたら、クラブが腰の高さに上がったあたりでフェースは上を向いた状態になります。そのときヘッドは背中側にありますが、そこから手元は低い状態にある意識を保ったまま右腕を90度曲げるだけでクラブは身体の近くを通って自然と肩の高さまで上がっていき、右肩と右耳の間にシャフトが倒れ込むようにして〝巻きつき〟ます。


これがG1スウィングの大きな特徴である「〝巻きつき〟トップ」です。腕を振り上げなくてもクラブが慣性で勝手に動くことでオートマティックにトップの位置が形作られるのでスウィングの再現性がとても高くなります。クラブが倒れこむときに、トップでは左親指の腹でグリップを下から支えます。その時、フェース面は地面に向けるイメージ(フェース面で地面をたたくイメージ)で上げると、右手がグーの形になります。トップで右手が甲側に折れず(背屈せず)、小皿を掴むように軽く手のひら側に折れる(掌屈する)ように意識することを心がけてください。

トップはシャフトクロス! クラブは飛球線より右を向く!

クラブを身体に巻きつけるようにしてバックスウィングすると、トップは自然と軽いシャフトクロスになります。日本標準スウィングではシャフトクロスは良くないとされることが多いですが、世界標準はそれで正解なので気にする必要はありません。


●“良い”とされるレイドオフトップは逆にNG!
フェースを閉じたままバックスウィングすると、クラブが飛球線より左を向くレイドオフトップになりやすく、“巻きつき”が生まれないのでNGです。


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【レッスンプロ情報】
●板橋繁
Gold One Golf Schoolディレクターオブゴルフ。全米ゴルフ教師インストラクター協会日本支部 (USGTF JAPAN) 主席試験官。1967年生まれ。日本体育大学大学院体育学修士課程修了。日体大ゴルフ部時代は同期の伊澤利光プロとともに活躍。卒業後は日体大ゴルフ部コーチ兼スポーツトレーニングセンターに勤務し、オリンピック選手とプロゴルフアーのトレーニングを指導。1995年に渡豪し、ヒルズ学園高校ゴルフ部監督に就任。ジュニアゴルフの育成と数々の勝利に貢献する。2002年からは、豪州のトッププロ養成学校 A Game Golf Academy 日本人担当コーチを務めた。運動力学を主体にした独自のコーチング理論とメンタルコントロール論を確立し、ツアープロのコーチングも担当する。

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