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練習場でずっと打っていても上達なんてしない!

Text:佐久間馨

同じことを繰り返す練習では上達しない!!

ゴルフが上手くなりたい人は、皆さん、練習場に通います。そして同じクラブで、何十球も繰り返し打つ練習をします。足元が平らな練習場で、マットの白線に合わせてスタンスを取り、いつも同じ位置に球を置いて、いつも同じ向きで、いつも同じようにフェースをセットして、いつも同じようにスウィングする。それで何年も、何十年も繰り返し打って、あなたは上手くなりましたか。

もちろん、何球か続けて打っていると、体がほぐれて少しは当たるようにはなります。でも、コースに行くと、また同じミスが出る。それって上達したと言えるのでしょうか。同じことを繰り返す練習は「練習」ではなく、ただの「運動」です。100や90を切れない人が、そんな繰り返しの練習をすると、安定して100や90前後で回れるようになるだけです。決して70台やパープレーができるようには到底なれません。はっきり言って「下手を固める」だけです。

【書誌情報】
『誰でもできるナイスショットの絶対法則』
著者:佐久間馨

ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。

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