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男性が年齢を重ねるとポッコリおなかになってしまう理由

Text:土田隆

男性らしさを作り出すテストステロン

女性が女性ホルモンの働きで内臓脂肪がつきにくいのに対し、男性は残念ながら内臓脂肪がつきやすいのは否めません。

たとえば肥満と判定される腹囲は男性が85cm以上、女性が90cm以上と女性のほうが基準が緩めですが、これは内臓脂肪の量が同じくらいになるレベルで区切ったためです。つまり、同じ腹囲なら女性のほうが内臓脂肪が少ないということです。

ただ、男性にも体脂肪がつきにくくなる男性ホルモンがあるにはあります。男性ホルモンのテストステロンは、筋肉を発達させて男性らしい体をつくり、体脂肪を燃焼させる働きを持っています。ところがこのホルモンは20代をピークに落ちていき、その働きがどんどん失われていくのです。20代の頃は暴飲暴食をしても何ともなかったのに40代になってからはお腹がポッ コリと出てしまう……それはテストステロンの減少が関係していると考えられます。

また、テストステロンはストレスを受けることでも分泌が減ってしまうとされています。ス トレスを受けるとコルチゾールというホルモンが分泌されますが、コルチゾールが増えるとテストステロンが減ってしまうのです。年齢に加えてストレスでも分泌量が落ちてしまうのですから、働き盛りでストレスも多い中年以降の男性は簡単に内臓脂肪がつきやすいのです。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』
著:土田隆

シリーズ累計発行部数80万部突破!体脂肪をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!ダイエットでも課題になる体脂肪。そもそも内臓脂肪と皮下脂肪ってどう違うの?など基礎的な話から、それぞれがどういう理由で付いてしまうのか、また、付いてしまったら最短で落とす方法は?などなど、体脂肪に関する実用的な情報をわかりやすく、図解、イラスト付きで専門家が解説します。お腹のお肉がなかなか落ちない…。健康診断で内臓脂肪を指摘された…。そんな悩みは本書で一発解消!自分と家族の体と健康のためにぜひ読んで頂きたい一冊です。