何をどう食べるかが大事なポイント
明らかな肥満や太り気味の人の多くは、その一日の生活を見れば、太っている原因がわかると言います。また、そのほとんどの人に当てはまる原因は、摂取カロリーが多すぎること。
食事などで摂取する総カロリーに対して、基礎代謝や運動で消費されるカロリーが少ないため、消費されずに余ったエネルギーが脂肪となって体に溜まっていくのです。
とはいえ、急に激しい運動をするのは体への負担も大きく、怪我のもとです。最初から無理をせず、運動はごく軽いレベルのものからスタートして、まずは食生活の内容から改善を始めましょう。その日に食べたいものを食べるのではなく、必要な栄養素がきちんと摂れて、しかも低カロリーな食材を選べばいいのです。
たとえばお肉100グラムでも、牛サーロイン肉は約500キロカロリーと高カロリーですが、鶏もも肉なら約200キロカロリーと半分以下になります。同様に主食でパンやクロワッサンを1〜2個食べるなら、白飯をお茶碗一杯だけ食べたほうがカロリーは大幅に抑えられるのです。ソースや醤油、ドレッシングといった調味料もカロリーを見て選ぶとよりいいでしょう。
このように食事を見直して、カロリーの摂取と消費の差を少しでも埋めることが体脂肪を減らす第一歩となるのです。
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』
著:土田隆
シリーズ累計発行部数80万部突破!体脂肪をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!ダイエットでも課題になる体脂肪。そもそも内臓脂肪と皮下脂肪ってどう違うの?など基礎的な話から、それぞれがどういう理由で付いてしまうのか、また、付いてしまったら最短で落とす方法は?などなど、体脂肪に関する実用的な情報をわかりやすく、図解、イラスト付きで専門家が解説します。お腹のお肉がなかなか落ちない…。健康診断で内臓脂肪を指摘された…。そんな悩みは本書で一発解消!自分と家族の体と健康のためにぜひ読んで頂きたい一冊です。
公開日:2019.11.17
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