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スイングに必要な筋力ではない本当のパワーとは!?【スウィングの真髄/辻村明志】

Text:辻村明志

脱力はアクセル、リキみはブレーキ【スウィングにおけるパワーの正体①】

スウィングにはある程度のパワーが必要です。ところがパワーと聞くと多くの人は安易に力、それも筋力のことだと思ってしまうようです。

しかし、ここに大きな落とし穴があります。たとえばドライバーショットで、筋肉という筋肉に力を入れ、文字どおり力任せに振り回して飛ばそうとする人は多いものです。ところが、その結果はどうでしょうか。力いっぱい振るよりも、力を抜いてリラックスして軽く振った方が飛んだという経験は、多くの人にあるに違いありません。

ゴルフのスウィングにおいてリキみはブレーキです。これに対して脱力がアクセルです。力が抜けて、氣が入っているのが最高のスウィングです。そのことは常に頭に入れておきましょう。

【書誌情報】
『ゴルフのトップコーチが教えるスウィングの真髄』
著者:辻村明志

上田桃子、小祝さくらプロをはじめ、女子のトッププロたちをコーチしている本書の著者・辻村明志氏。王貞治選手の一本足打法を作り上げた故・荒川博氏に師事し、ゴルフ指導に取り入れたことは有名だ。本書は、荒川氏から受け継ぎ、コーチングに活用している「氣のスウィング理論」を解説するもの。「氣は心を動かし、心が氣を動かす」という、同氏の考えに基づき、氣の力をゴルフスウィングに活かすことを目的に、その方法をイラストと写真を使いわかりやすく紹介する。