今大会から球数制限を導入
8月30日に開幕する「第29回WBSC U-18ワールドカップ」。前回大会(2017年:隔年開催)を振り返ると、オープニングラウンド(R)でアメリカに0対4と苦杯。
安田尚憲(現ロッテ)、清宮幸太郎(現日ハム)の3・4番がノーヒットに抑え込まれ、得点を奪えなかった。
オープニンRは他の4試合を全勝し2位通過したが、次のスーパーRではカナダ、韓国に敗戦。3位決定戦で三浦銀二(現法大)の7回無失点という快投もあって8対1と完勝。銅メダルを獲得した。
大会を通じては現在ソフトバンクの田浦文丸がリリーフ投手としてベストナインに選ばれている。
今大会の特徴は、球数制限が導入されることだ。「①49球以下なら連投可能、②50~104球までは中1日、③最大105球(その打者まで投球可能)に達した場合は中4日が必要、④球数にかかわらず、3日続けて登板した場合は翌日の4連投は認められない」と規定されている。
したがって投手全員がキーマンといえるが、中でも飯塚脩人投手(習志野)は、終盤での起用が予想され、少ない点差を守りきるキーマンとなりそうだ。26日の対大学日本代表戦でも8・9回に登板し5三振を奪った。
習志野高校の大声援を背に、どんなシーンでも力を出し切るスタイルはまさに抑え向き。高校日本代表初Vの胴上げ投手となることも期待したい。
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公開日:2019.08.29
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