飛ばしのトレーニング① 右手のV字と左右の前腕を強化する
●手首を動かさずにV字に負荷を与える
右手の親指と人差し指の間のV字。ここをぴっちり締める力が必要です。
右手1本でクラブを持ち、立てておきます。小指側をゆるめてクラブを倒して重さをV字に乗せます。
乗ったら、戻す。腕を動かさないように。30回やってください。
●手元を止めてヘッドを左右に揺らすマッスル・メトロノーム
次に、切り返しでクラブの重さを受け止めてシャフトをしならせ、その反動を使うための力をつけましょう。
両手でクラブを立てて持ち、手元を動かさないようにしながらヘッドを左右に揺らします。
シャフトをしならせていることを感じてください。できる限り速く。30秒。
出典:『最長406ヤード! 浦大輔のゴルフ“かっ飛び”メソッド』著/浦大輔
【レッスンプロ情報】
●浦 大輔
東北福祉大学ゴルフ部出身の人気ブロコーチ。「プロゴルフアカデミー」のヘッドコーチ。身長170cmながら、400ヤード級のショットを放つ。特に飛距離アップのレッスンを得意としている。
書籍情報:『最長406ヤード! 浦大輔のゴルフ“かっ飛び”メソッド』
著者:浦大輔
本書の著者は400ヤード級のドライバーショットを放ち、飛距離アップをメインとするゴルフのレッスンプロ。これまで動画や書籍によって、著者の多岐にわたるスウィング・メソッドを紹介しているが、この本で初めて自身のスウィング論を公開。身体の構造(筋肉や骨)や仕組み、物理学などに基づいた、根拠のあるロジックによりスウィングのスキルアップの方法を解説する。プロゴルファーのスウィングをマネをして覚えるのもひとつの上達方法だが、「コックは何のために使うのか?」「右足は地面を蹴れているのか?」「右腰位置でインパクトできているか?」など、スウィング動作一つ一つについてその目的、理由を解き明かしながら具体的な身体の動かし方や使い方を解説。テキストのほかに数多くのカラー写真や、本書撮り下ろし動画によっても、わかりやすく紹介している。
公開日:2022.07.19