身体の右斜め前45度で高く短い音を出す!
●ボールを打つ練習ではスピードを意識できない
インパクト直前を最速にするにはどうすればいいでしょうか。
ぜひやってほしいのは、クラブで「ピュッ!」という風切り音を鳴らす素振りです。
音が鳴る位置がスウィングの最速ポイント。短く鋭い高音なほど速い証拠です。
まずは身体の回転は意識せずに、身体の右斜め前45度の位置で高く短い風切り音が鳴るように振ります。
ポイントは、腕だけでもクラブだけでもなく、「腕でクラブを振る」こと。
この感覚がつかめてから、通常のフルスウィングでもやってみてください。
【かっ飛び!Point】
球を打ちながらでは、音が鳴る位置を意識できません。どんなスポーツでも素振りは大事な練習のはずです!
出典:『最長406ヤード! 浦大輔のゴルフ“かっ飛び”メソッド』著/浦大輔
【レッスンプロ情報】
●浦 大輔
東北福祉大学ゴルフ部出身の人気ブロコーチ。「プロゴルフアカデミー」のヘッドコーチ。身長170cmながら、400ヤード級のショットを放つ。特に飛距離アップのレッスンを得意としている。
書籍情報:『最長406ヤード! 浦大輔のゴルフ“かっ飛び”メソッド』
著者:浦大輔
本書の著者は400ヤード級のドライバーショットを放ち、飛距離アップをメインとするゴルフのレッスンプロ。これまで動画や書籍によって、著者の多岐にわたるスウィング・メソッドを紹介しているが、この本で初めて自身のスウィング論を公開。身体の構造(筋肉や骨)や仕組み、物理学などに基づいた、根拠のあるロジックによりスウィングのスキルアップの方法を解説する。プロゴルファーのスウィングをマネをして覚えるのもひとつの上達方法だが、「コックは何のために使うのか?」「右足は地面を蹴れているのか?」「右腰位置でインパクトできているか?」など、スウィング動作一つ一つについてその目的、理由を解き明かしながら具体的な身体の動かし方や使い方を解説。テキストのほかに数多くのカラー写真や、本書撮り下ろし動画によっても、わかりやすく紹介している。
公開日:2022.08.18