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食後の仕事が眠くならないランチのとり方とは!?【自律神経の話】

Text:小林弘幸

自律神経の急転換を防ぐ

昼食後に、どっと疲れを感じたり眠気に襲われたりすることがあります。これは食事中に交感神経が一気に優位になり、食後は一転して副交感神経が優位になる「急転換」からくるもの。

食事中は「食べる」という行為で体が活発に動き、副交感神経の働きが高まります。車に例えればアクセル全開の状態。

しかし食後は血流が消化器官に集中し、脳の血流が不足して頭がぼんやり。胃腸が活発に動くことで副交感神経も急激に優位になり、いわばブレーキをいきなり踏んだ状態に。よって、不意に疲れを覚え眠くなってしまうのです。けれどもこの現象は昼食のとり方で防げます。

ポイントは2つ。まず、食べる前にコップ1~2杯の水を飲むこと。そうすると腸が反射的に反応して動き出します。あらかじめ腸の働きを活発にしておくことで、食事中も副交感神経をある程度優位に保ち、「急転換」を防ぐのです。

もう一つは、ゆっくりよく噛んで「腹6~8分目」の量を食べること。よく噛むことで食事中に徐々に副交感神経を優位にします。さらに、少なめの量に抑えることは、食後の脳への血流不足を防ぐことになります。満腹まで食べるより、頭がぼーっとしたり疲れを感じることも少なくなります。

それでもお腹いっぱい食べたいときは、必ず食前に水1〜2杯を飲んだ上で、食べる順番を生野菜→たんぱく質→炭水化物にするとよいでしょう。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』
著:小林弘幸

シリーズ累計発行部数130万部突破!心身ともに健康であるために最も重要な『自律神経』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!メンタルとも深い関わりがあり、乱れていると身体の不調を感じる人も多く、これまでも注目を浴びてきた自律神経。人間の生命活動における働きの中で重要な“自律神経”とは、そもそもどういうものなのか、また、“乱れてしまう”と出てくる症状の話や、即効性もある超カンタンな整え方、さらに最近多い『ネットで自分の症状を調べると不安になる』という悩みの対処法まで、初心者にもわかりやすく、専門医が全て解説します。原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、不眠、過呼吸、めまい、動悸、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、病院で検査しても血液検査は正常だし、原因がよくわからない…という不安を抱える人の症状の改善にも貢献できる一冊です。