多岐にわたる捕手の仕事
他のポジションとは違うキャッチャーのポジションですが、ボールに触れる機会が多い、かつホームベースでプレーをすることからその役割は多岐に渡ります。
一つずつ順番にご紹介していきます!
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ピッチャーの投球を受ける
基本中の基本として、キャッチャーはピッチャーの投球を受ける役割を持っています。ピッチャーが投げた球をポロポロこぼしていては試合になりません。
また、キャッチャーの技術として「フレーミング」というものがあります。フレーミングとはストライクゾーンへの際どい投球を取り方によってストライクに見せる技術です。捕球の瞬間にミットを動かすことで、審判から有利な判定を受けることができるのです。
投球のリード(配球)
キャッチャーが手元で指示を出し、それに対してピッチャーがうなずく、あるいは首を振っている場面を野球の試合では多く目にすると思います。
実はキャッチャーはピッチャーに対して投球の指示を出しているのです。
リード(配球)とは、バッターをアウトにするための戦略にあたります。
バッターの特徴やピッチャーの特徴、試合状況などをみて、キャッチャーは配球を判断しなければいけません。
配球次第でバッターが打てるかどうかが決まるため、配球を決めるということはとても大事な役割なのです。
守備全体への指示出し
「扇の要」とも言われるように、キャッチャーは守備の選手の中で唯一グラウンド全体を見渡すことができるポジションです。
バッターの特徴やその時のシチュエーションに合わせて的確な判断をキャッチャーは行い、それを全体に伝えなければいけません。
スローイング(セカンドスロー)
キャッチャー特有の役割として、「盗塁に対する送球」というものがあります。
投球を受けたあとにすぐさま二塁・三塁に送球を行い、盗塁をアウトにさせる必要があります。
盗塁をしっかり防ぐためには強い肩が求められることはもちろん、スローイングのコントロールや、捕ってから投げるまでの素早い動作が必要になります。
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公開日:2020.08.31
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