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疲れ知らずのスーパーおばあちゃんMCIと診断されて本山式筋トレに挑戦わずか3カ月で認知検査クリア【認知機能改善30秒スクワット】

Text:本山輝幸

疲れ知らずのスーパーおばあちゃんMCIと診断されて本山式筋トレに挑戦わずか3カ月で認知検査クリア

【体験者の声】「私たちMCI&認知症初期から回復しました!」女性80代 元公務員

当時84歳でしたが、暑い中、朝から夕方まで庭の草むしりをやっても疲れを知らず、孫たちから「おばあちゃんはスーパーマンだね」と言われることが自慢だった私。あるとき私の行動に不安を感じた娘に連れられ、病院を受診しました。診断結果は軽度認知障害( MCI)で、本当に驚きました。そして、その医師に本山先生を紹介していただき、本山式感覚神経トレーニングを受けることになったのです。

トレーニング前に、『10秒もも上げチェック』で感覚神経をチェックしました。脚を上げたときに「太ももに痛みは感じたか」と聞かれましたが、私はまったく何も感じませんでした。『疲れを感じない体力自慢の人、異常な暑さや寒さが平気な人、どんなに動いても筋肉痛がない人』は感覚神経がにぶい可能性が高いそう。まさに私のことでした。そのような人たちは体を動かしても、その刺激が脳まで届かず認知機能が衰えやすいので、体を動かしたときには“疲れを自覚する”ことが大切だというのです。

それからというもの、私は教わった筋トレを続けながら、坂や階段を上るときには太ももに意識を集中させるくせをつけました。なかなか痛みを感じることができませんでしたが、3カ月たった頃、筋肉の痛みや疲れを感じるようになったのです。

半年後、改めて認知機能検査を受けたところ、心理カウンセラーの先生に「大変素晴らしい点数です」とほめられ、毎年受けている体力測定では前回よりも筋肉量、骨密度がアップし、周りの人からもほめてもらいました。半年間でこんなに変わるのだと自分でも本当に驚いています。

【出典】『認知機能改善30秒スクワット』著:本山輝幸

【書誌情報】
『認知機能改善30秒スクワット』
著:本山輝幸


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「約束の日時を間違える」「今言ったばかりなのに覚えていない」――。
そんな認知症の初期段階や軽度認知障害(MCI)なら健常者レベルまで脳機能は戻せる!
認知症予防・改善専門の運動療法士が教える、奇跡の30秒スクワット!

「日時がわからなくなる」「食べたものが思い出せない」「今言ったばかりのことを覚えていない…」――。
認知機能の低下に気づくきっかけはさまざまですが、「なんだか最近記憶力が悪いかも…」と自分で自覚している人はもちろん、高齢の家族と接していると、「前より少しおかしい……」と違和感を感じる人もいるのではないでしょうか。
それはもしかしたら認知症の初期段階、もしくは“認知症グレーゾーン”と呼ばれる『軽度認知障害(MCI)』という認知症の前段階かもしれません。
軽度認知障害は何もしなければそのまま“4年以内には50%、6年以内には80%が認知症になってしまう”と言われる状態ですが、その段階、もしくは認知症になっても初期段階であれば認知機能を健常者レベルまで戻せる方法があります。
それが、認知症改善専門の運動療法士である著者が教える、『認知機能改善30秒スクワット』です。
著者の20年以上の研究により、“体の感覚神経と脳機能には相関関係がある”ということが明らかになってきました。

感覚神経とは、痛い、熱い、寒い、などを体が知覚する神経のこと。
徘徊する中度以上の認知症患者は痛みをあまり感じないため、どこまでも歩いて行ってしまいますが、そのように『感覚神経』が鈍くなってしまっている人ほど認知機能が衰えてしまっているのです。
ただし、運動と言ってもウォーキングやジョギングなどの有酸素運動ではなく、『本山式感覚神経トレーニング』という筋力トレーニングです。
トレーニングと聞くとつらそうなイメージもありますが、30秒だけでもしっかり感覚神経に刺激が入り、認知機能の改善に繋がるように開発されたのがこのスクワットです。
太もも、おしり、ふくらはぎなど、重要な下半身の感覚神経を1つの運動で鍛えられ、時短なのに効果絶大な運動法により、認知機能の改善が期待できます。
日常生活に支障は出ていないものの、もの忘れや、今言ったことをすぐ忘れてしまうような症状がある人、その家族にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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