コラム

ヨーロッパへの憧れから生まれた日本独特の「看板建築」って何?【建築の話】

外見は洋風、中身は和風の町家文化 お店の看板娘、お芝居には看板役者と呼ばれる人がいますが、建物にも看板建築というものがあるのをご存知でしょうか。昭和初期、関東大震災後に流行した、和風住宅が洋風のお面をかぶったような形式の […]

ヤクルト下剋上V。 高津“兄貴分”監督【二宮清純 スポーツの嵐】

20日からの日本シリーズに挑む  巨人と阪神のマッチレースが予想された今季、終わってみればセ・リーグを制したのは東京ヤクルトだった。  ネット上に<2021プロ野球 解説者による順位予想>というサイトを見つけた。  ほと […]

19.イタリア半島に平民主導の共和制ローマ出現【世界史】

貴族と平民が対立しつつ、対外的には協働して周辺都市国家を平定。 前8世紀以前、イタリア半島南部にはギリシア同様、南下したイタリア諸民族と先住民エトルリア人の小都市国家が建設されていた。ティベル河畔下流のローマもその一つだ […]

日本の昭和初期に入ってきた1910年代の欧米で流行した装飾様式「アール・デコ」とは?【建築の話】

知っておくと面白いそれぞれの違い アール・デコは1910年代の欧米で流行した装飾様式です。それまで一世を風靡していたアール・ヌーボーは植物などの有機的なモチーフを自由曲線で優雅に表現する様式で、職人の手作業による一点物が […]

18.新興ギリシアが専制帝国ペルシアを破る【世界史】

東方の専制帝国から市民の自由と独立を守ったギリシアのポリス連合。 ミケーネ文明の崩壊後、四世紀もの間、沈没していたギリシアが各地に勃興するポリス(都市国家)と共に勢いを盛り返す。 ポリスは土成壁で囲まれた中心市と農村部に […]

『東京駅の建築』の知られざる物語とは?明治維新政府の威信をかけた様式建築【建築の話】

近代建築トップランナー辰野金吾の東京駅の物語 2012年に復原工事が完了した東京駅丸の内駅舎。赤レンガに白い花崗岩の帯が目を引くこの東京の表玄関は、日本人初の建築家の一人である辰野金吾の設計です。 明治初期、渡欧した政府 […]

17.ダレイオス大王、史上最大の大帝国を統治する【世界史】

東はインダスから西はギリシア、北はカスピ海から南はエチオピアまで。 滅亡したアッシリア帝国はエジプト、リディア、新バビロニア、メディアの四王国に分かれた。この地図を前6世紀になり、書き替えたのがアケメネス朝ペルシアである […]

現代の建築の始まり…江戸の技を受け継ぐ大工が作った日本のヨーロッパとは?【建築の話】

知っておくと面白いそれぞれの違い 擬洋風建築は、明治時代の急速な西洋化のなかでうまれた独特の建築様式です。明治に入り、日本でも外国人居留地などで洋風住宅が建つようになりましたが、それを建設する外国人の職人はほとんどいませ […]

16.単なる神話で片付かない古代国家の誕生【世界史】

縄文日本から弥生日本への過渡期に出現する国家創成期の伝承。 『日本書紀』によると、神武天皇は庚午年1月1日に生まれ、15歳で立太子。45歳のとき、志を立てて東征を開始し、肥前から宇佐、安芸、吉備を平定して難波、河内に攻め […]

知ってるようで知らない家の外部空間ベランダとテラス、バルコニーの違いとは!?【建築の話】

知っておくと面白いそれぞれの違い 住宅に付属する外部空間にはベランダ、テラス、バルコニーなどの呼び名があります。その違いは「部屋の仲間」か「庭の仲間」かという視点から、説明することができます。 ベランダは室内から連続する […]

15.周王朝の東遷から約550年間、乱世を繰り返す【世界史】

乱世でも周王朝の権威を護持した春秋から激烈な攻防の戦国へ。 中国4,000年の歴史を振り返るとき、五分の一、800年を周王朝が占めることに驚かされる。太平平楽、いかに安定した支配と統治が行なわれたのか、中国の歴史の中でも […]

「うだつが上がらない」の「うだつ」は建築用語?意味・使い方・由来とは?【建築の話】

「うだつが上がらない」の「うだつ」は建築用語? 「うだつが上がらない」の由来とは? 屋根材を押える備えが防火にかわったわけ 「うだつの上がらない人だ」という言葉を聞いたことがあるでしょう。うだつは漢字で「卯建」と書き、日 […]
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