歴史

光源氏は亡き母に似た女性に思いを寄せていた!?男性主導だった平安時代の恋愛とは!?【図解 源氏物語】

亡き母に似た藤壺との出会い 更衣が亡くなったあと、若宮は北の方に育てられましたが、6歳のときにその祖母も他界し、宮中で暮らしはじめます。その美貌と才能によって皆にかわいがられる存在になりました。帝は、第一皇子を東宮に決め […]

『源氏物語』で詠まれる最初の歌とは!?【図解 源氏物語】

3歳で母を失った光源氏 どの帝(みかど)の御代(みよ)だったでしょうか、女御(にょうご)や更衣(こうい)が大勢仕える中に、それほど身分は高くないのに、帝の寵愛(ちょうあい)を一身に受ける桐壺更衣(きりつぼのこうい)がいま […]

8月8日 節の話「秋の七草」とは?|立秋【二十四節気 暦のレシピ】

明日8月8日から二十四節気は立秋(りっしゅう)です。 太陽の光が照りつける昼間はうだるほどに暑く、夜になっても気温が下がらないこの時季、初秋とはなかなか思いがたいですが、暦の上では秋へと変わります。 薬用から建築まで 古 […]

7月7日 七夕の節句は、五節句の一つ。五節句とは?【二十四節気 暦のレシピ】

明日7月7日は、七夕(たなばた)です。五節句の一つに数えられます。 五節句とは? 五節句とは中国から伝わり、奈良、平安の頃から宮中そして民間まで行われた行事です。江戸時代には祝いの日として定められ、重要な祝日でした。 五 […]

夕霧と雲居雁が再会し結婚~巻名:梅枝・藤裏葉~【図解 源氏物語】

明石の姫君の入内準備 源氏は明石の姫君の裳着の準備をしていました。2月に東宮が元服したら、明石の姫君は東宮の女御として宮中に入る予定だからです。年末年始の行事が一段落した1月末、源氏は明石の姫君のために薫物の調合をしよう […]

強引に玉鬘を手に入れた鬚黒の大将は妻に灰を浴びせられる!【図解 源氏物語】

宮仕えを前に悩む玉鬘(藤袴) 多くの求愛者のうち、やや強引に玉鬘を手に入れたのは鬚黒の大将でした。源氏は「不本意だがしかたない」と考え、「しばらくは人にもらさないように」と、髭黒の大将に注意します。玉鬘は、優美とはいえな […]

玉鬘をめぐる求婚合戦~巻名:藤袴・真木柱~【図解 源氏物語】

宮仕えを前に悩む玉鬘(藤袴) 尚侍として宮仕えすることになった玉鬘ですが、秋好中宮は源氏の養女、弘徽殿女御は異母姉妹ですから、もし帝の寵愛を争うことになったらと思うと気が重くなります。源氏も、じつの親である内大臣も、相談 […]

実父に玉鬘のことを伝える~巻名:野分・行幸~【図解 源氏物語】

台風の中での垣間見(野分) 中秋を迎えて六条院の庭に美しい秋の花々が咲く中、激しい野分(台風)が六条院を襲います。夕霧は、混乱する邸内で、偶然、紫の上を垣間見て、その美しさに驚愕し、強く心惹かれます。源氏は夕霧の落ち着か […]

平安貴族の食事とは?栄養が偏りがちであった?!【図解 源氏物語】

内大臣家の近況を聞く(常夏) 暑い夏の日、源氏は夕霧と六条院の東にある釣殿(つりどの)で涼んでいました。すると、内大臣家の若者たちが訪れて川魚や酒などを楽しみながら、最近、内大臣が探し当てた外腹の子である近江の君が、早口 […]

二人の父と玉鬘の苦悩~巻名:蛍・常夏・篝火(ほたる・とこなつ・かがりび)~【図解 源氏物語】

蛍の光で見えた美貌(蛍) 折に触れて源氏が言い寄るので、玉鬘は嫌になっていました。かと思うと、源氏は親のようなことも言い、来た文のうち、兵部卿宮には返事を出しなさいなどと指示します。源氏は女房に代筆させて、兵部卿宮への返 […]

平安時代の男性貴族と女性貴族の装束を深堀り!【図解 源氏物語】

男性貴族の装束 朝廷に出仕するときなど晴れの場で着る「晴装束(はれしょうぞく)」には、束帯(昼装束 ひのしょうぞく)など、日常に着る「褻装束(けしょうぞく)」には直衣(なおい)などがあった。 束帯(文官用) 上半身の最上 […]

夕顔の娘、玉鬘が上京~巻名:玉鬘・初音・胡蝶(たまかずら・はつね・こちょう)~【図解 源氏物語】

源氏が親代わりに(玉鬘) 源氏は、かつて自分が誘った廃院で急逝した夕顔のことを、月日のたったいまでも忘れられずにいました。夕顔に仕えていた右近は、その後、紫の上の侍女となっていました。夕顔と内大臣(元・頭中将)の間に生ま […]
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