相手の中に自分のイメージを作る
人は誰しも、他の人と接するときに相手のイメージを頭の中に作り上げます。そのイメージによって人との関係が決まってくるのです。人の中のイメージ作りには、「外見的要素」「性格的要素」「社会的要素」の3つが重要です。
外見的要素は容姿や服装、清潔感などによるもの。「自分はイケメンでもないしな」などと思わず、相手に好感を持ってもらえるような身だしなみを心がけましょう。
性格的要素は言葉づかいや態度に表れます。自分のクセや動作を客観的に見つめて悪い点があれば治すようにしましょう。
社会的要素は、肩書や地位による評価です。これはすぐに手に入れられるものではありませんが、「スポーツの大会で、県代表になった」「会社では20人の部下を管理している」といった経験があれば積極的にアピールしましょう。
さらに、相手の中のイメージを良くするのに有効なのが、「スリーパー効果」です。これは、しばらく間を空けて同じことを繰り返すと信頼度が増していくというもの。一度振られたぐらいであきらめずに間を空けてアタックしてみてください。いい結果になることもあるかもしれません。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 ヤバい心理学』
【書誌情報】
『図解 ヤバい心理学』
監修:神岡真司
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公開日:2022.05.30