混ぜるだけ減量効果倍増
最近太ってきた、内臓脂肪がたまっているかもしれないと思ったら、放っておかずに減らす努力を始めましょう。内臓脂肪は食べるとすぐ増えるけれど、減らしやすい面もあります。運動やバランスのとれた食事なども有効ですが、おすすめは、飲むだけで簡単に実践できる「緑茶コーヒー」です。
「緑茶コーヒー」は緑茶とコーヒーを1対1で割ったもの。緑茶とコーヒーに含まれる成分にはそれぞれの内臓脂肪を減らす効果があります。緑茶に含まれるカテキンには脂肪を燃焼する効果があり、コーヒーには、ポリフェノールの1つであるクロロゲン酸が含まれており、脂肪燃焼効果のほか、脂肪を蓄積しにくくする作用があります。
また、共通して含まれるカフェインには、脂肪を分解し、代謝する効果がありますが、一時的に血糖値を上昇させる働きもあります。ですが、双方を混ぜて飲むことで、緑茶のカテキンに含まれるエピガロカテキンガレードという成分が急激な血糖値の上昇を抑制します。「緑茶コーヒー」は、両方の健康効果を得られる、内臓脂肪を減らすのにもってこいのドリンクなのです。
出典:『専門家がしっかり教える 健康図解 毒出し』工藤孝文
【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 健康図解 毒出し』
工藤 孝文
本書ではこころやカラダの健康法などで数々の著書を持つ、健康の専門家である医師による、誰でも簡単にできる“毒出し法”を紹介します。病院で調べても原因がわからない『メンタルから来る体の不調』、内臓脂肪、コレステロール、血糖値、高血圧といった『生活習慣から来る体の不調』など、『こころ』と『からだ』両方の原因による不調の解消法をたっぷり掲載します。自律神経の乱れやうつのような症状を感じている人にはこころの毒出しになる、『飲むだけで安眠をもたらす飲み物』や『自律神経が整う食べ物』など、誰でもできるストレス解消法を掲載します。
公開日:2023.04.27