状況に応じた選択を
降りるべき駅をうっかり寝過ごしてしまった・・・・・・そんな経験をした人は少なくないかもしれません。もしもそれが終電の場合だったら、うっかりではすみません。終電で寝過ごしたら、まずは家までの距離を考えましょう。交通費節約のために度々長距離を歩いてきた私の感覚では、自宅までの距離が5km以内にあるなら、徒歩でも帰宅は可能です、ただし知らない土地だったり、スマホのバッテリーが残りわずかだったり、翌日早朝から予定があったりする場合は、タクシーを利用しましょう。何より事故やトラブルに巻き込まれないことを優先してください。
帰宅が無理なら、ネットカフェを利用するのがおすすめです。夜は割安で利用できる店も多く、朝までなら2000円もあれば過ごせる場合がほとんど。また、24時間営業のカラオケ店やファミリーレストランで過ごすという手もあります。お酒を飲んでいない場合なら。シェアサイクルを利用するのもおすすめです。周囲に施設がなくどうすることもできない場合は公園で過ごすという手段も。終電で終着駅まで寝過ごしてしまうと、まわりに滞在できる施設が何もないこともしばしば。寝過ごして途方に暮れることのないよう、十分注意しましょう。
終電で寝過ごしたときの過ごし方
①ネットカフェに泊まる
予算目安:1000~3000円
②歩いて帰る
予算目安:0円
③カラオケボックスに入る
予算目安:1500~3000円
④ファミレスに入る
予算目安:500~1000円
⑤公園で時間をつぶす
予算目安:0円
⑥ビジネスホテルに泊まる
予算目安:5000円~9000円
⑦カプセルホテルに泊まる
予算目安:2500円~4000円
⑧タクシーを使う
予算目安:距離に応じる ※深夜22時から翌朝5時まで2割増しになります。
⑨シェアサイクルを利用する
予算目安:1時間400円
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 鉄道の話』綿貫 渉
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 鉄道の話』
綿貫 渉 著
通勤・通学、旅行・おでかけ…私たちは普段何気なく電車や駅を利用していますが、なぜ安全に時間通りに運行できるのか、遅延や事故・トラブルの際はどう対処しているのか、意外と知らないことも多い鉄道の話。本書では、今さら聞けない基本的なしくみから、知るほど面白い鉄道の歴史まで、図解やイラスト付きでわかりやすく解説します。
公開日:2023.07.18