「無理」や「ストレス」とは無縁に
食べた分のエネルギーを運動で消費するには相当な努力が必要です。大福1個、おおよそ230〜250kcalを消費するには、30分のジョギングか1時間のウォーキングが必要です。でも、単純な話、食べなければその分を運動で消費する必要もないわけです。さて、どちらが簡単でしょう?
今はまだ食への強い欲求に抗えなかったりするかもしれませんが、「週1夜断食」で胃の大きさと味覚を正常化すると、不思議なことに悪い食習慣ほど早く捨て去ることができます。
すると、これまでより摂取カロリーを自然と抑えられ、無理をしてまで運動をする必要がなくなります。
いくら医者に勧められたからとはいえ、運動嫌いの人にとって毎日体を動かすことを習慣にするのは大変ですし、かえってストレスを溜め込むことにもなりかねません。ストレスは過食の大きな要因ですから、これでは悪循環。長い人生、ラクにできることしか続きませんし、無理をして健康にはなれません。
出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢
【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢
若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。
公開日:2023.08.03