ストレスからは、逃げるが勝ち
「先生、ストレスとダイエットってやっぱり関係ありますか?」大いに関係あります。人はストレスを感じただけで血管がキュッと締まって活動モードになる交感神経が優位になります。すると血流は悪くなり、イライラしたり衝動性が強くなったりしてしまいます。イライラしていると、甘いものへの欲求が高まったり、食への正常な判断ができずによく噛まずにがっつくように食べてしまいがちです。
また、ストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが分泌され、脂肪を溜め込みやすくなります。脂肪を燃焼していきたいときなのに、ストレスがそれを邪魔するのです。ほかにも挙げればキリがないほど、ストレスは百害あって一利なし。
先ほどもお伝えした、散らかった部屋もストレスのもとですし、付き合いで渋々参加する会合や飲み会、目にするたびに嫌な記憶がよみがえる思い出の品、提出期限の過ぎた書類、捨てられるものは捨て、断れるものは断り、処理すべきものはさっさと処理して、ストレスをどんどん手放していきましょう。っして週1夜断食をきっかけに、さまざまなストレス源を断つことを一度真剣に考えみましょう。
出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢
【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢
若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。
公開日:2023.09.28