【不定睡眠】新生児の活発なレム睡眠にだまされないようにするには?【90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!】


【誕生~生後2週間】
活発なレム睡眠にだまされないようにしましょう
新生児の睡眠は、レム睡眠が占める割合が大人よりもずっと大きくなっています。 レム睡眠は活発な睡眠段階で、大人がレム睡眠中の赤ちゃんを見ると、起きているのかと思ったり、睡眠障害なのではないかと思ったりすることもあります。
赤ちゃんが寝ながらピクピク動いたり、しかめっ面をしたり、うっすら開いたまぶたの下で目をキョロキョロさせたりしても、心配して抱きあげないように。
ちょっと奇妙に見えますが、これはレム睡眠中によくあるごく普通の行動です。赤ちゃんは苦しんでいるわけでも、悪い夢を見ているわけでもありません。赤ちゃんが眠りつづけ、次の睡眠段階に移れるように、そっとしておいてあげましょう。
まだ小さい赤ちゃんは、多くの時間をレム睡眠ともノンレム睡眠とも見分けがつかないあいまいな状態ですごします。この段階を幼児睡眠の専門家は「不定睡眠」と呼んだりします。
不定睡眠中は、レム睡眠のように本当は起きていないのに起きているように見えます。赤ちゃんは話しかけているような声をだすことも、閉じたまぶたをぱっちり開いたり、手足を動かしたりすることもあるでしょう。
そんな様子を見たら、思わず赤ちゃんに声をかけて抱きあげたくなりますよね。
でも、赤ちゃんはまだ目覚めていないかもしれません。赤ちゃんの後ろに立って、 目をあわせないようにしながら、赤ちゃんがまた眠りにつけるか数分間、様子を見まもりましょう。 目をあわせないのは、赤ちゃんがはっきりと起きていなくても、目をあわせると目を覚ましてしまうおそれがあるからです。
赤ちゃんがまどろんでいて、深い本当の眠りに戻っていけそうなら、何度か同じことを繰り返すうちに、長く眠る方法を自然と身につけることができるでしょう。
【出典】『90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!』著:ポリー・ムーア, 監修:成田 奈緒子
【書誌情報】
『90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!』
著:ポリー・ムーア, 監修:成田 奈緒子
本当に寝てくれた!夜泣きがおさまった!寝かしつけが必要なくなった!
SNSで話題の『賢い子は1歳までの眠りで決まる』が読みやすく生まれかわりました。
赤ちゃんは寝るだけ、大人は赤ちゃんの睡眠を記録するだけ。ヒトの自然な体内リズムを生かしたメソッドで安心です。
はじめてから一週間で85%以上もの人たちが効果を実感したそう。
脳神経学者であり睡眠のエキスパートであるドクターが理論通りにいかない我が子の夜泣きに悩んで研究してきた脳の仕組みから編み出したNAPSメソッド。
大人や赤ちゃんの性別、性格に関係なく取り組めてパパとも分担しやすく、家族、シッターさんなど、みんなで協力できます。
メソッドを実践した赤ちゃんは情緒が安定しまわりの人に優しい子に育つそう。
認知能力がアップし、高度な抽象的思考も身につけられ集中力のある子どもになります。
さらには成長してからも睡眠障害に悩まされることがありません。
この本は、小さな子どもがいるママや共働きカップルなどあらゆる年齢、環境でがんばる「チーム女性」でつくりました。
今まさに泣きたい気持ちでこの本を読んでいるママ、これからはじまる子育てに不安と希望でいっぱいのママたちのことを全力で応援します。
誰でもできて、どんな赤ちゃんでも安心のNAPSメソッドをためしてみませんか。
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