離乳食の第一歩!無歯期にぴったりのごはんとレシピ【歯並びをよくする離乳食・幼児食】

STAGE1 歯なし期(無歯顎期) ごはんとレシピ

調理のポイント

水分と固形物に分かれてしまうと、固形物を飲み込む練習になりません。分離しないように均一なとろみづけをしたり、ポタージュ状にしたりしましょう。

この時期のテーマ

離乳食を開始するタイミングを見極めることが重要です。唇を閉じて固形物を飲み込む練習をします。

食べるときの姿勢

飲み込みやすいように、始めは少し体を後ろに傾けた姿勢にし、徐々に起こした姿勢にします。舌と床が45度くらいになる角度で、スプーンを口に入れるようにしましょう。飲み込みにくい姿勢になるのでベビーソファなどに座らせての食事はおすすめできません。

POINT!!

離乳食の第一歩。母乳やミルク以外の物を食べるようになるため、口の動かし方が変わってきます。焦らず様子を見るようにしましょう。

次ページ:おすすめレシピを紹介!

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【書誌情報】
『歯並びをよくする離乳食・幼児食』
著:杉原麻美/藤原朋未

『歯並びをよくする離乳食・幼児食』書影
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お子さんの歯並び、お口の状態、気にしていますか?

昔に比べ、やわらかいものを食べるようになった昨今、お口まわりの筋肉や、飲み込む力が未発達なままとなり、「でこぼこ歯」「出っ歯」「ポカン口」「受け口」などの、お悩みを持つお子さんが増えています。
歯並びや、噛み合わせの悪さが与える影響は多々ありますが、大人になってからもデメリットとなり続けるものばかりです。

「でも、歯並びは遺伝の影響では…?」と思った方にこそ、
手に取っていただきたいのが本書です。
実は0歳児からのミルクの飲み方、哺乳瓶の選び方、
離乳食・幼児食のメニュー、食べ方といったことのすべてが、
お子さんの歯並びにつながっているのです。

お口を育てる視点から、「月齢を目安にするよりも、お口の状態に合わせて進める」「誤嚥を防ぐ細かい切り方ばかりだと歯を使わず、お口の発達が促されない!」といった、離乳食・幼児食の新常識を解説し、一生ものの「きれいな歯並び」をつくる、離乳食・幼児食のフリージング&作りおきレシピをご紹介します。

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