「高血圧140」は本当? 高血圧にまつわる様々な誤解とは【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】

高血圧の「誤解」を解く!

まず、高血圧を患うほとんどの人は、高血圧について重大な誤解をしています。しかし、それは決して患者側のせいではありません。誤解をしてしまう背景には、「お医者さんの言うことは絶対」という不文律があるからです。実は医師が下す「高血圧症」の診断基準には問題があります。今では誰もが当たり前のように「140mmHg以上は高血圧」と思っていますが、この基準が制定されたのはつい最近のこと。制定された経緯も疑問が残るものでした。

また医師は病気を治す専門家ですが、薬についてはどうでしょうか? 医学部では、薬のことは習いません。医師の多くは製薬会社が開く勉強会を通して薬を学びます。そのため、医師は薬の効果を説明できても、副作用については詳しくないというわけです。

本章ではこうした高血圧にまつわるさまざまな「誤解」を、ひとつずつ検証していきたいと思います。

チェックしてみよう! 高血圧の4つの「誤解」

これまであなたが「当たり前」と思っていた知識や情報は、本当に正しいのでしょうか。

誤解① 高血圧は病気である

血圧が高いという状態であって、病気ではありません。

誤解② 高血圧は薬で治す

血圧が上昇しているのには理由があり、原因も知らないまま薬で下げるというのはかえって危険です。

誤解③ 140mmHg をすぎたら危険

身長や年齢、体の大きさも違うのに一律「140 でアウト」というのは、おかしいと思いませんか?

誤解④ 血圧の薬は一生飲み続けるもの

一生飲み続けるということは治らないということ。「治せない」と宣言しているのなら、それはもはや治療ではありません。


【POINT】
知っているようで知らない高血圧。誤解を改め、正しく理解していこう


【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊

【書誌情報】
『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』
著:加藤雅俊


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