日本酒の魅力を引き出す美しき二杯、瀬戸の花嫁と黄昏【THE カクテルバイブル500】

ビール&日本酒など【瀬戸の花嫁(Setonohanayome)】

白無垢姿の花嫁の秘めた思いを表現

白無垢姿の美しい花嫁の姿をイメージした、日本酒ベースのカクテル。中に沈めたチェリーは花嫁の秘めた思いを表現。ライチやゆずの香りをしのばせた上品な口当たりになっている。瀬戸内海の日本酒を使うのもいい。

レシピ

日本酒:30ml
ライチリキュール:10ml
ホワイトキュラソー:10ml
ゆずジュース:10ml

すべての材料と氷をシェーカーに入れ、シェーク。グラスに注ぎ、チェリーを入れて完成。

ひとことメモ

「日本三大酒処」といえば、兵庫県の灘、京都府の伏見、そして広島県の西条。このカクテルのベースには、地元西条の日本酒がおすすめ。


ビール&日本酒など【黄昏(Tasogare)】

1日の終わりにゆっくりと味わいたい

日本酒の味を生かしたシンプルなカクテル。すっきり系の辛口のお酒を使い、アマレットを加えて黄昏時の美しい景色を表現した。グラスに潜ませたレモンツイストで、夕日や宵の月のイメージを添えて。

レシピ

日本酒:50ml
アマレット:10ml

氷を入れたグラスにすべての材料を注ぎ、しっかりと混ぜる。レモンピールを飾りつけて完成。

ひとことメモ

意外に思われるかもしれないが、日本酒とアマレット(杏のリキュール)はとても好相性。


ビール&日本酒など(Beer & Japanese sake)

ここでは、日本人に長く親しまれているビールや日本酒、「日本のスピリッツ」と呼ばれる焼酎などがベースのカクテルをご紹介。カクテルに使う際には、日本酒なら辛口でさっぱりとした本醸造、焼酎であればまずは甲類から始めてみるのがおすすめ。泡盛は、タイ米を原料に黒麹で仕込む沖縄の焼酎。

【出典】『THE カクテルバイブル500』著:北村 聡

【書誌情報】
『THE カクテルバイブル500』
著:北村 聡

『THE カクテルバイブル500』
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ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、ウイスキー、ワイン、ビール、リキュールーーさまざまなお酒を使って、無限の楽しみ方ができるカクテル。いまや定番となったレモンサワーやハイボールもカクテルに含まれます。
本書は数々のコンテストで優勝経験をもつバーテンダー歴47年のエグゼクティブスペシャリストの北村聡氏による500種類のカクテルを紹介した大図鑑。カクテルはもともと「自由に楽しむもの」。
人気のマティーニ、ジントニック、マルガリータ、モスコミュール、ギムレット、カシスオレンジ、ソルティドッグなど定番から新作、日本酒を用いた北村氏のオリジナルカクテルまで、自分好みのカクテルが必ず見つかる、見るだけでも楽しい、必携の一冊。
「自分でつくる宅のみ派」もいれば、「BARで雰囲気も楽しむ派」、「知識や蘊蓄を語りたい派」(インテリアとして飾りたい人)など「カクテル」の楽しみ方はいろいろ。
どのニーズにも対応するよう、スタンダードから最新の人気カクテル(コンテスト受賞作品など)までは500種類以上のカクテルを網羅し、美しい写真と詳しいレシピで紹介、そのカクテルの誕生やまつわるエピソードなど解説する。

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