歴史を彩った豪華絢爛なジュエリー プリンセスたちはどんな宝石を愛したのか?【宝石・ジュエリー図鑑】

歴史に残る宝石 プリンセスたちのジュエリー

宝石は原石として掘り出された後、磨かれてカットされます。磨かれた石を「ルース」とよびます。ルースに金具をつけるなどするとジュエリーになるのです。ジュエリーは古代から人々の心をときめかせてきました。王さまも女王さまもプリンセスもそれは同じです。

ジョセフィーヌ(フランス皇后 ナポレオン・ボナパルトの妻)

イラスト:すぎやままり

麦の穂のティアラ

18世紀ごろに活躍した英雄ナポレオンの妻であるジョセフィーヌが好んでいたモチーフが、麦の穂です。なかでも、風にそよいでいる麦の穂をかたどったティアラは特に有名です。麦の穂は、繁栄と豊穣を象徴するといわれています。

※本書では、大きなくくりとして、皇后もふくめてプリンセスとしています。


マリー・アントワネット(フランス王妃 ルイ16世の妃)

イラスト:すぎやままり

カメオのブレスレット

18世紀のフランスで、ファッションリーダーとして影響をあたえていたマリー・アントワネット。アントワネットにまつわるジュエリーで、歴史に残っているものも多数あります。

なかでも、宝石職人メレリオのジュエリーは7つのカメオとルビーでできたブレスレット。とても華やかで美しいジュエリーです。ちなみにメレリオは、「メレリオ・ディ・メレー」というジュエリーのお店を立ち上げ、いまでも伝統のあるブランドとして続いています。

【出典】『宝石・ジュエリー図鑑』監修:BIZOUX(ビズー)/科学監修:小田島庸浩

【書誌情報】
『宝石・ジュエリー図鑑』
監修:BIZOUX(ビズー)/科学監修:小田島庸浩


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キラキラまばゆい輝きと、無限のカラーバリエーション。地球がつくりだすキセキの一粒。もしかしたら大人も知らない、宝石のひみつがわかる本です。

美しい宝石写真、かわいいイラスト、「ねえ、これ知ってる?」とすぐに話したくなるおはなし。
宝石誕生のひみつ、輝きや色のひみつ、宝石にまつわる歴史、文化、伝説をわかりやすく楽しく解説します。

昼はエメラルド(緑)、夜はルビー(赤)に変わる「アレキサンドライト」
世界は「サファイア」の上にあると信じられていた?
クレオパトラに愛された宝石「エメラルド」
宇宙からやってくることもある!「ペリドット」
「アメシスト」を熱すると「シトリン」に変身
じつはなかま「ルビー」と「サファイア」 など

12か月の誕生石はもちろん、お気に入りがきっと見つかる色別の宝石図鑑。
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さらに地球の活動と宝石の関係や、宝石・ジュエリーにかかわるお仕事まで紹介します。

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