駅近が鉄則!マンションの資産価値を守る立地の選び方【眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話】

「駅からの近さ」を何よりも重視するべき

マンションに求めるのは「利便性」!

マンションの資産性は、何よりも「立地」が命。なかでも、駅へのアクセスの良さは重視される傾向にあります。

マンションを選ぶ人は「利便性」を求める傾向にあります。新型コロナウイルスの流行でリモートワークが普及した今、あえて都心部のマンションを選ぶ理由としては「行きたいエリアへの交通アクセスの利便性」を重視しているというわけです。

また、都心部はすでに土地が開発され尽くしており、戸建てを求める人たちは郊外を選ぶしかありません。その分、マンションを選ぶ人の「駅近」傾向は強くなっているといえます。

そのため、資産性を考えるなら「駅からの近さ」は優先順位を高くして選びましょう。グラフの通り、どんなに間取りや設備が良くても、最寄り駅からバスを利用しなくてはいけないようなマンションは将来値下がりする可能性が大きいのです。

ただし、ごく一部例外もあります。例えば自由が丘や吉祥寺のように駅周辺が商業地で住宅地が離れている前提の場所や、幕張や新浦安のように都市計画で駅から住宅地が離れている場所。そういう場所は個別に資産性を判断する必要がありますが、一般的には「駅近」の物件を選びましょう。

駅から近い物件・駅から遠い物件の違い

駅から遠いと…

●駅までバスを利用しないといけないような立地のマンションは価格が下がる可能性が大きい
●ただし「都市計画で駅から遠い場所に住宅地を造っている」場所は例外のことも

駅から近いと…

●駅まで近いと資産性価値は下がりにくい
●理想は駅まで徒歩8分以内
●ただし駅周辺は居住性は悪い場合も

「駅からの所要時間」でこれだけ差が出る

「住まいサーフィン」会員に調査した、
所有マンションの駅からの所要時間と売却時に「儲かった」率のデータ。
駅からの所要時間が遠ければ遠いほど、損をする人が増えている。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』著:沖 有人

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』
著:沖 有人


【Amazonで購入する】

「賃貸」vs「持ち家」論争、決着!?
シリーズ累計300万部を超える『眠れなくなるほど面白い図解』に“不動産”ジャンルが登場!

マンション購入は「住む場所」ではなく、「資産としてどう扱うか」がカギです。
本書では、数万件規模の取引データを徹底分析し、資産価値が高まる物件の条件を図解で解説。
多くの購入者が実際に数千万円単位の含み益を得ている“再現性のある法則”を紹介します。

「駅からの距離」「間取り」「新築か中古か」といった基本条件に加え、「売主」「総戸数」が資産性に直結する意外な理由や、「複数路線乗り入れ駅」は必ずしも有利ではない、といった不動産業界が語りたがらない知識も明らかに。

◆今の高値相場、買うのは待つべき?
◆タワマンは買っても大丈夫?
◆価値が上がる物件の見分け方は?
◆損をしない売却タイミングとは?

不動産市況のプロが、資産価値の視点から「後悔しないマンションの選び方・住み方・売り方」を徹底解説。
これから購入を検討している人はもちろん、すでに所有している人や将来に不安を抱える人にも役立つ一冊です。
読むだけで住まい選びの視点が一変する、必携のマンションバイブルです。

この記事のCategory

オススメ記事

インフォテキストが入ります