薬に頼らず血圧を下げる!緑茶とコーヒーの“利尿パワー”がすごい【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】

自力で血圧を下げる習慣① 緑茶は天然の利尿剤

ナトリウムを排出して血圧ダウン

高血圧治療には、昔から利尿剤が処方されます。理由は体内にあるナトリウムを排出させるため。ナトリウムが多くなると、体内の水分を捨てずに再吸収してしまうため、血液量が減らずに血圧が高い状態になってしまいます。

利尿剤の役目は、こうした状態にならないよう水分と一緒にナトリウムを尿中に排出し、血圧を下げることです。しかし、利尿剤は体内の水分も排出するため、おのずと尿酸値や中性脂肪の値が高くなってしまうのです。

抗酸化作用で血流もアップ

緑茶はカテキン、コーヒーはクロロゲン酸、紅茶はポリフェノールといった抗酸化作用の強い成分も含有。これらは血管内で血小板が固まるのを防ぎ、血液のめぐりをよくしてくれる。

緑茶で利尿作用&リラックス

利尿剤に頼らずとも、身の回りには同じ働きをもつ飲料がたくさんあります。そのひとつがコーヒーです。コーヒーに含まれるカフェインには、優れた利尿効果があります。ただし、興奮作用もあるため、就寝前に飲むなら緑茶がオススメ。緑茶に含まれるテアニンという成分が、脳の神経機能に作用し、リラックス効果がアップします。また、食後にお茶やコーヒーを飲みたくなるのは、脂質の代謝を上げ、血糖値の上昇を抑える働きを脳がわかっているからでしょう。

【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊

【書誌情報】
『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』
著:加藤雅俊


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