飛行機でも吸えた!?今ではありえないどこでも吸えた昭和の「喫煙フリースポット」とは!?【眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話】

病院でも映画館でも煙もくもくTPOなど関係ない喫煙事情
基本、全席喫煙OKという煙たい世界
ちょっと休憩、といえばタバコ。そんな感覚が社会に浸透していたのが昭和の時代です。多くの人がそこら中で一服し、今では考えられないようなところにも煙が漂っていました。
たとえば、病院の待合室に灰皿が置かれ、患者の前で医者が堂々と吸うこともありました。映画館でも上映中に吸う人が多く、煙でスクリーンがかすむほどだったといわれます。駅のホームでは列車を待ちながら吸い、普通列車のボックス席にも灰皿がありました。
さらに、学校の職員室は常に煙で充満し、大学では講義中に教授がタバコをくゆらす姿も珍しくありませんでした。TPOなど、あってないようなものだったのです。
メディアや広告もその空気を後押しします。人気俳優がタバコを吸うテレビCMが流れ、雑誌や看板にはスタイリッシュな喫煙シーンがあふれていました。規制はゆるく、喫煙者の自由は極端に広い状態でした。
一方で、不始末による火災もたびたび起きていました。また、受動喫煙の悪影響が注目されるようになり、平成15年(2003年)には健康増進法が施行され、公共施設での喫煙制限が一気に進みました。その後の法改正では、飲食店なども原則室内禁煙に。タバコに対する社会の目は、数十年で大きく変わったのです。
どこでも吸えた昭和の「喫煙フリースポットマップ」
昭和の日本では、公共施設も学校も交通機関も「喫煙OK」が当たり前。現代の禁煙マナーとは正反対の生活風景が広がっていました。

タバコを取り巻く価値観の変化
かつては大人の象徴だった喫煙も、今では健康と公共性の観点から厳しく制限される存在に。タバコをめぐる社会の価値観は、劇的に変わりました。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話』監修:町田 忍
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話』
監修:町田 忍
今年2025年は昭和元年からちょうど100年の時代ということもあり、テレビでも令和・平成・昭和を比較した番組やニュースが取り上げられることも多く、良くも悪くも自由に満ちた昭和の時代が話題になっています。
本書は実際に昭和を生きた方には懐かしさを感じさせ、平成以降に生まれた方たちには、今は想像もつかないような驚きのトピックを厳選して収録。
「病院でも映画館でも煙もくもく TPOなど関係ない喫煙事情」
「空前絶後のアイドルブーム 街中みんな同じ髪型」
「導入は平成から 消費税がなかった羨ましすぎる時代」
「テレビは叩けば治る 家電虐待思考」
「子どもには見せられないよ!ゆるすぎる放送基準」
「短足がバレるだけ 何のためにやるかわからない座高測定」
「速く回す、高く飛ぶが正義 スリリングすぎる遊具」
「感動をありがとう アジア初東京オリンピック1964」など
さまざまな世代を越えたコミュニケーションツールになる大人から子供まで楽しめる一冊です。
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