カロリー計算をやめたらやせる!?調査でわかった”気にしすぎ”の罠とは!?【新脂肪肝 代謝復活ダイエット】

【代謝復活を阻む原因をとり除く超メソッド】カロリー計算をやめたらやせる
中性脂肪になるのは脂質よりも糖質
やせるためにカロリー収支をマイナスにすることは有効です。つまり、食事の摂取カロリーが消費カロリーより下回るのが理想。とはいえ、食べるときにカロリーばかりを意識すると、思わぬ落とし穴にはまります。
それがよくわかるのが、サッポロビール株式会社で20〜60代の男女1000人を対象に行った「食習慣と糖に関する実態調査」。下のグラフは年代別の「基準値以上の糖質をとっている人の割合」です。なかでも興味深いのは、「食生活でカロリーのとりすぎに注意している」と答えた人の中の、「基準値以上の糖質をとっている人の割合」の高さ。グラフからもわかるように、カロリーを気にしている人のほうが糖質をより多くとっているのです。
カロリーの高い食事を避けていると、脂っこい鶏のから揚げやステーキなどを食べなくなり、たんぱく質不足になりがち。また、脂っこいものの代わりに、おのずと糖質を多くとるようになります。
中性脂肪のもとは、ほぼ糖質。糖質を減らさないかぎりは体脂肪も減らないということを忘れずに。
ダイエット失敗の原因
① カロリー制限
② 極端な糖質制限
③ 高すぎる目標設定

カロリーを気にしすぎるとたんぱく質不足に
栄養面を重視してカロリーを気にせず食べよう。

カロリーを気にする人ほど糖質をとっている

注「カロリー」:「熱量=エネルギー」の単位。炭水化物、たんぱく質、脂質からなる
「糖質」:炭水化物から食物繊維を抜いたもの。
出典:サッポロビール株式会社「食習慣と糖に関する20~60代男性1000人の実態調査」より作成
【出典】『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著:栗原毅・栗原丈徳
【書誌情報】
『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』
著:栗原毅・栗原丈徳
『何をしても痩せない』には理由があった!?
お酒を飲まない人や、女性にも急増中の代謝力を激落ちさせる”新脂肪肝(MASLD)”を改善すれば、何もしなくても勝手に痩せていく体になる!
お酒を飲む男性に多いイメージがある、肝臓に脂肪が付いてしまう“脂肪肝”。
たしかにアルコールは脂肪肝の一因ではありますが、近年、お酒を飲まなくてもなる『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』という新たな脂肪肝に注目が集まっています。
これは、食事内容や栄養のかたよりなどによって肝臓の代謝機能が落ちている状態で、若い女性などにも増えているダイエットに天敵の脂肪肝です。
人間が痩せるためには”代謝の良い体”が重要ですが、その代謝を行なっているのが肝臓であり、その肝臓がフォアグラのように脂肪が付いてしまっていることで、代謝力が激落ちしてしまっています。
つまり、どんなに頑張っても痩せない!という人は、そのMASLDになっている可能性大。
それを改善してあげるだけで、勝手に痩せていく体が手に入るのです。
本書では『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』を”新脂肪肝”と定義し、誰でも簡単に新脂肪肝を改善し、何もしなくても痩せていく体が手に入る方法を紹介します。
その方法は、
1新脂肪肝撃退丼を食べる
2痩せるプロテインを飲む
3脂肪肝が改善するすごい歯磨きをする
などなど、誰でもできる簡単なものばかり。
新脂肪肝を改善して代謝力を復活させ、勝手に痩せていく体をぜひ手に入れてください!
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