血糖値の急上昇も抑えられる! 朝食は少しでも毎日食べることが大事なワケ【ひとり暮らしの栄養手帖】

朝ごはんは体と心のやる気スイッチ

朝食で体内時計をリセット日中を元気に過ごす

朝食は体にエネルギーを補給するだけでなく、体内時計をリセットさせる役割を持ちます。体内時計とは、24時間周期で体内の代謝や体温、ホルモン分泌などの基本的な機能のリズムを整えるシステムのこと。体内時計の周期は実際には24時間より少し長いため、朝に日光を浴びたり朝食を食べたりすることで、毎日リセットされ、リズムが整えられているのです。

つまり、朝食を食べないと体内時計のスイッチが入りにくくなり、日中の代謝や体温が上がりにくくなるということ。さらに朝食を食べないと空腹感が高まり、昼食や夕食の食事量が増えてしまうため、食後の血糖値が急上昇しやすく、肥満や糖尿病のリスクが高まります。朝食を食べない人は、日常的に食べる人に比べて、BMI・血糖値・悪玉コレステロール値が高くなるという研究結果も出ています。

逆に、朝食をきちんと摂ることで体や脳にスムーズにスイッチが入り、代謝や体温が上がって日中にしっかり活動できるようになります。自律神経や排便のリズムも整って、生活習慣病のリスクが下がり、健康維持につながるのです。

朝食は、栄養バランスの取れたメニューが理想的ですが、無理をして食べる必要はありません。卵かけごはんやバナナとゆで卵など、糖質やたんぱく質が摂れていれば軽いメニューでも十分です。朝が苦手な人は、無理のない量からはじめましょう。

イラスト:may

卵のたんぱく質は消化吸収に優れているため、寝起きの消化器官にも負担がかかりにくく、朝にぴったり。卵かけごはんは糖質とたんぱく質を同時に摂れて、血糖値の急上昇も防げます。


まとめ

朝食抜きは代謝の低下に 少しでも毎日食べることが大事

生活習慣が乱れやすいひとり暮らしで、朝食を抜くのが習慣になってしまっていませんか? まずは軽いものだけでも、とにかく食べることが重要です。


【出典】『ひとり暮らしの栄養手帖』監修:中井エリカ

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