加齢やホルモンによって乱れた睡眠の質を整える方法【1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法】

加齢やホルモンによって乱れた睡眠の質を整える方法

年をとればとるほど、ぐっすり眠ることは難しくなります。寝つきが悪くなるし、眠りが浅くなって夜中に目が覚めることもしばしば。なぜ、若い頃のように熟睡できないのでしょうか。

第一に、年を重ねるとあらゆるホルモンの分泌が減少します。代表的なのが、女性ホルモン(エストロゲン)と男性ホルモン(テストステロン)。女性は40代後半以降にエストロゲンの分泌量が急激に減少し、ホルモンバランスが乱れやすくなります。

男性も女性ほど急激ではありませんが、テストステロンが20代をピークに減少し始め、ホルモンバランスが変化します。ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れを引き起こします。自律神経が乱れると、睡眠のリズムに狂いが生じ、結果的に睡眠の質を下げてしまうのです

また、睡眠中に分泌される成長ホルモンの量も減少します。成長ホルモンは傷んだ細胞の修復を働きかけ、疲労回復を促すホルモン。これが減ってしまうと、寝ても疲れが完全に回復しません。そのため体力がなくなって昼間の運動量も低下。生活にメリハリがなくなり、眠りも浅くなります。さらに、こういった身体的な変化が続くとストレスを感じやすくなり、常に交感神経が優位に。

加齢による不眠の対策としては、規則正しい生活と、ウォーキングなどの軽い運動がおすすめ。特に運動は午後3時以降に行うと効果的。早朝だと日中に疲れが出て長時間の昼寝をしがちですが、遅めの時間なら夜間に眠気が訪れます。

年をとるとなぜ眠れなくなるの?

男性

■男性ホルモン「テストステロン」が減ると

睡眠の質の低下疲労感性欲の低下腹部肥満などの症状が

女性

■女性ホルモン「エストロゲン」が減ると

睡眠の質の低下更年期障害肌の乾燥体重増加などの症状が

ホルモンの減少を抑えるには……

規則正しい生活

早寝早起き、バランスの良い食事などを意識しましょう

リラックス

音楽を聴く、湯船に浸かるなど、ストレスを感じない習慣を

適度な運動

ウォーキング、階段の上り下りなど、負荷のかかりすぎない運動でOK

漢方薬を飲む

男性なら補中益気湯、女性なら加味逍遥散などがおすすめ

【出典】『1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法』著:石川泰弘/監修:新見正則

【書誌情報】
『1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法』
著:石川泰弘/監修:新見正則


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