眠っている間に脳も体もリセット!睡眠がもたらす驚きのメンテナンス力【1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法】

睡眠の質が上がると生涯健康でいられる

「なぜ眠るのか」という問いに、いまだ明確な答えはありません。「疲れをとる」ために眠りますが、そんなに疲れていなくても必ず眠ります。体と頭脳を翌日に向けて準備するためのメンテナンス時間といってもいいでしょう。では、睡眠中にどのようなメンテナンスが行われているのでしょうか。

まず、体の修復と再生。睡眠中の体は、まるで工事現場のように活発に修復作業を進めています。特に最初の深い睡眠時に成長ホルモンが大量に分泌され、日中の活動でダメージを受けた細胞や組織の再生が行われます。子どもの頃は骨の成長も促し、大きくて丈夫な体を形成します。また、良質な睡眠は免疫力の維持にもつながり、風邪や病気から体を守るバリア機能を高めてくれます。まさに体を最高の状態に保つための修復が、眠っている間に行われているのです。

もう一つが頭脳のメンテナンスと最適化。日中にインプットされた膨大な情報の中から、不要なものを削除し、必要なものを記憶として定着させます。また、脳内に蓄積された老廃物を効率的に排出することで、アルツハイマー型認知症のリスクも軽減。睡眠不足が続くと、集中力や判断力が鈍り、感情のコントロールが難しくなるのは、この「脳のメンテナンス」が滞るためなのです。

朝、健康的な心と体で目覚められるのは、睡眠によるメンテナンスの結果。言い換えれば、睡眠は「明日への投資」ということです。

寝ている時間は体のメンテナンスタイム

脳の休息と記憶の整理

ノンレム睡眠中は、疲れた脳は休息しています。一方、レム睡眠中の脳は、主に情報や記憶の整理のために活発に活動します。

脳のゴミを掃除

認知症の原因にもなる「アミロイドβベータたんぱく質」という老廃物は、主に睡眠中に排出されるしくみ。寝不足の人はこの老廃物が脳内にたまってしまいます。

成長ホルモンの分泌

睡眠開始から約3~4時間の深いノンレム睡眠が成長ホルモン分泌のピーク。

ストレス軽減

記憶の整理とともに、ストレスの原因となる記憶を消去したり、成長ホルモンによる疲労回復効果でストレスが軽くなることもあります。

肌のターンオーバーや脂肪の代謝

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌のターンオーバーを促進して新しい皮膚を生成したり、脂肪分解を促進し、筋肉の成長を助ける働きがあります。

疲労回復

上記同様、睡眠中の成長ホルモンの分泌は、子どもの成長はもちろん、大人の疲労回復や身体修復に関わってきます。

【出典】『1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法』著:石川泰弘/監修:新見正則

【書誌情報】
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