ラム好き必見!五輪公式カクテル&女王の一杯とは!?【THE カクテルバイブル500】

ラム【グリーンアイズ(Green Eyes)】

ロス五輪にも採用されたフローズンカクテル

アメリカで高い評価を得て、1984年のロサンゼルス五輪のオフィシャルドリンクにも指定されたカクテル。ラムとメロンリキュールの生み出す甘美な味わいをフローズンスタイルでゆったり堪能したい。

レシピ

ゴールドラム:30ml
メロンリキュール(ミドリ):25ml
パイナップルジュース:45ml
ココナッツミルク:15ml
ライムジュース:15ml

すべての材料と氷をブレンダーにかける。グラスに注ぎ、スライスしたライムを飾りつけて完成。

ひとことメモ

ロス五輪といえば、アメリカのカール・ルイスの4冠、体操女子のレットンの金メダル、ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲が思い出される。


ラム【クレオパトラ(Cleopatra)】

女王の魅力を濃厚なカクテルで表現

言わずと知れた古代エジプトの女王、クレオパトラの魅力をイメージした一杯。ラムとコーヒーリキュール、そして生クリームの織り成すリッチで濃厚な味わいが楽しめる。「アラビアンナイト」の別名も。

レシピ

ホワイトラム:20ml
コーヒーリキュール:20ml
生クリーム:20ml

すべての材料と氷をシェーカーに入れ、シェーク。グラスに注いで完成。

ひとことメモ

ちなみに世界三大美女は、クレオパトラ、楊貴妃、ギリシャ神話に登場するヘレネー。ただし日本ではヘレネーの代わりに小野小町が入ることも。


ラム(Rum)とは

17世紀にカリブ島で誕生。サトウキビの搾り汁(糖蜜)が原料。飲むと酔って興奮するということから、イングランドの一部で方言として使われていた「ラムバリオン(=興奮)」が名前の由来とされる。色はホワイト、ゴールド、ダークに分けられ、風味ではライト、ミディアム、ヘビーの3段階がある。

【出典】『THE カクテルバイブル500』著:北村 聡

【書誌情報】
『THE カクテルバイブル500』
著:北村 聡

『THE カクテルバイブル500』
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本書は数々のコンテストで優勝経験をもつバーテンダー歴47年のエグゼクティブスペシャリストの北村聡氏による500種類のカクテルを紹介した大図鑑。カクテルはもともと「自由に楽しむもの」。
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