甘美でまろやか!ブランデーカクテルの魅力とは【THE カクテルバイブル500】

ブランデー【オリンピック(Olympic)】

オリンピックの時期になると飲まれる一杯

1924年、パリの有名ホテル「ホテルリッツ」のフランツ・ベルマイヤー氏がパリオリンピックの際に考案したとされるカクテル。オレンジキュラソーやオレンジジュースが入るため、味わいはフルーティで甘口。

レシピ

ブランデー:20ml
オレンジキュラソー:20ml
オレンジジュース:20ml

すべての材料と氷をシェーカーに入れ、シェーク。グラスに注いで完成。

ひとことメモ

諸説あり。1900年、パリで開催された第2回オリンピックを記念してつくられたともいわれる。


ブランデー【カリオカ(Carioca)】

リオデジャネイロの文化や雰囲気を映し出す

カリオカはブラジル・リオデジャネイロの出身者やリオ独自の文化などを表す言葉。コーヒーリキュールがブラジルをイメージさせ、上品な香りとコクの深い味わい、まろやかな口当たりが楽しいカクテル。

レシピ

ブランデー:30ml
コーヒーリキュール:15ml
生クリーム:20ml
卵黄:1個分

すべての材料と氷をシェーカーに入れ、充分にシェーク。グラスに注ぎ、シナモンパウダーを振りかけて完成。

ひとことメモ

材料に卵黄を使う場合、素材の分離を防ぐために、いつも以上にシェークすることが重要。


ブランデー(Brandy)とは

ぶどうやりんごなどのフルーツを発酵させて蒸留し樽熟成したお酒の総称だが、一般的にはぶどうを使ったグレープブランデーを指す。産地によって「コニャック」「アルマニャック」と呼び分けられる。りんごを原料としたフランスの「カルヴァドス」なども有名。

【出典】『THE カクテルバイブル500』著:北村 聡

【書誌情報】
『THE カクテルバイブル500』
著:北村 聡

『THE カクテルバイブル500』
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本書は数々のコンテストで優勝経験をもつバーテンダー歴47年のエグゼクティブスペシャリストの北村聡氏による500種類のカクテルを紹介した大図鑑。カクテルはもともと「自由に楽しむもの」。
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