お酒が弱くなった、食後に猛烈に眠い…… 健診結果が「異常なし」でも安心できない肝疲労のサインとは【DON’T DIE 100歳まで健康に生きるアルブミンの法則】

肝臓が疲れているときに体が出すサイン

 肝臓は多少ダメージを受けても、強い痛みなどの明確な自覚症状がないのが特徴です。そのため、肝臓の働きが低下していても、多くの人は「年のせい」「疲れているだけ」と見過ごしてしまいがちです。しかし、肝臓が処理しきれなくなった負担は、別の形となって体に現れることがあります

 例えば、「以前より疲れやすくなった気がする」「しっかり寝ても朝からだるい」「食後に強い眠気に襲われる」といった変化。これらは一見すると単なる体力低下のように思えますが、実は肝臓の代謝処理が追いついていないサインであることがあります。食事で摂った栄養を適切に処理できず、血糖値が乱れやすくなっている可能性があるのです。

 また、「以前はそんなに食べなかったのに甘いものがやめられない」「間食が増えた」「お腹まわりだけが太ってきた」という変化も、肝臓の疲労と関わりがある可能性が高いです。肝臓は糖を一時的に貯蔵し、必要に応じて放出する役割を担っていますが、その調整がうまくいかなくなると、血糖値の上下が激しくなり、強い糖質欲求が生まれやすくなります。

 さらに、「お酒が弱くなった」「少量でも翌日に残るようになった」「健康診断では異常なしと言われたのに体調がすぐれない」といった違和感も、肝臓からの静かなSOSかもしれません。健康診断の結果が基準範囲内であっても、肝臓の余力が落ち始めている段階では、小さな体の変化が先に現れることが多いのです。

 こういった体からのさまざまなサインは、病気そのものではありません。しかし、放置すれば脂肪肝や血糖異常といった状態へとつながっていく可能性があります。逆にいえば、この段階で気づくことができれば、肝臓は十分に立て直せる状態にあるともいえるのです。

 では、なぜ肝臓が疲れてしまうのでしょうか。その大きな要因の一つが、現代人にとって避けがたい糖質の摂りすぎです。肝臓に負担をかけないためには、糖質と血糖値の仕組みを正しく理解することが欠かせません

脂肪肝が招く病気の連鎖

この木は、脂肪肝が生活習慣病につながり、その先には重病につながっている“根っこ”であることを表しています。根っこにある脂肪肝を改善することが、健康寿命を延ばすことにもつながります。

【出典】『DON’T DIE 100歳まで健康に生きるアルブミンの法則』著:栗原毅/栗原丈徳

【書誌情報】
『DON’T DIE 100歳まで健康に生きるアルブミンの法則』
著:栗原毅/栗原丈徳


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