表情でじゃんけん!笑顔と歯並びを育てるお口遊び【歯並びをよくする離乳食・幼児食】


遊びながらお口を鍛える!口腔トレーニング
口まわりの筋肉をしっかりと使い、良い歯並びをつくるお口を育てるトレーニングです。
遊びながらできるので、親子で楽しめます。
大人にとっては、ほうれい線やたるみの改善にもつながります。
TRAINING3「顔じゃんけん」
【口腔周囲筋に効く】
顔の表情を変えて、じゃんけんをします。グー、チョキ、パー、どの表情にするかはお好みでOK。
できるだけ顔の筋肉を動かすものにします。

● グー
口をすぼめて、目もぎゅっと閉じる。酸っぱいものを食べたときのような顔。
● チョキ
舌を突き出して下にのばす。あっかんべーの顔。
● パー
口を大きく開き、目も大きく開ける。驚いたときの顔。
POINT!
トレーニングと言っていますが、遊びのひとつとして無理なく続けることが大切です。
ほかにもあるトレーニング
● ブクブクうがい
口のなかに水を入れ、しっかりと唇を閉じてプクプクとうがいをする。口のなか、全体に水が行き届くようにするのがポイント。
● ポッピングトレーニング
舌全体を、上あごに吸いつけて、舌を弾かせるように「ポンッ」と音を立て、舌を離す。
【出典】『歯並びをよくする離乳食・幼児食』著:杉原麻美/藤原朋未
【書誌情報】
『歯並びをよくする離乳食・幼児食』
著:杉原麻美/藤原朋未
お子さんの歯並び、お口の状態、気にしていますか?
昔に比べ、やわらかいものを食べるようになった昨今、お口まわりの筋肉や、飲み込む力が未発達なままとなり、「でこぼこ歯」「出っ歯」「ポカン口」「受け口」などの、お悩みを持つお子さんが増えています。
歯並びや、噛み合わせの悪さが与える影響は多々ありますが、大人になってからもデメリットとなり続けるものばかりです。
「でも、歯並びは遺伝の影響では…?」と思った方にこそ、
手に取っていただきたいのが本書です。
実は0歳児からのミルクの飲み方、哺乳瓶の選び方、
離乳食・幼児食のメニュー、食べ方といったことのすべてが、
お子さんの歯並びにつながっているのです。
お口を育てる視点から、「月齢を目安にするよりも、お口の状態に合わせて進める」「誤嚥を防ぐ細かい切り方ばかりだと歯を使わず、お口の発達が促されない!」といった、離乳食・幼児食の新常識を解説し、一生ものの「きれいな歯並び」をつくる、離乳食・幼児食のフリージング&作りおきレシピをご紹介します。
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