歯並びの完成は何歳頃? 歯がない0歳赤ちゃんでも改善していける歯並びケア【歯並びをよくする離乳食・幼児食】

歯並びの完成は永久歯が生えそろう13歳頃

個人差はありますが、一番奥の歯の永久歯(第二乳臼歯)の萌出(歯が生えてくる)開始が大体12~13歳頃。奥歯が生えそろったら永久歯の噛み合わせが完成です。

ただ、歯並びが気になるのは、前歯の生え替わりが始まる7~9歳前後。その頃になると、ガタガタしている、歯と歯のすき間が気になるなど、歯並びを心配して受診される方が増える印象です。

1~3歳:乳歯が生えてくる。
 歯が生えてきて嬉しい!乳歯だし、歯並びは気にしなくてもいい?

7~9歳:前歯の乳歯が抜けて永久歯に生え替わり始める。
 永久歯が生えてきたけど・・・ちょっと気になる生え方かも?

12~13歳:最後の永久歯が生え始める永久歯列完了期。
 この歯並びのままだとまずい・・・?もう矯正一択!?

歯がない頃からできる歯並びケアがある!

歯並びを決めるものとして、遺伝はもちろんありますが、環境や習慣も大きく影響していることはあまり知られていないかもしれません。実は0歳から、きれいな歯並びを育てるためのケアができるのです。

【抱っこの仕方】
 首がすわるまでは、まんまる抱っこにする。
【授乳の仕方】
 顔の筋肉と舌を使って一生懸命飲むようにする。
【食事のとり方】
 歯の生える段階に合わせて、それぞれの食べ方を習得させる。

【出典】『歯並びをよくする離乳食・幼児食』著:杉原麻美/藤原朋未

ページ: 1 2

【書誌情報】
『歯並びをよくする離乳食・幼児食』
著:杉原麻美/藤原朋未

『歯並びをよくする離乳食・幼児食』書影
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お子さんの歯並び、お口の状態、気にしていますか?

昔に比べ、やわらかいものを食べるようになった昨今、お口まわりの筋肉や、飲み込む力が未発達なままとなり、「でこぼこ歯」「出っ歯」「ポカン口」「受け口」などの、お悩みを持つお子さんが増えています。
歯並びや、噛み合わせの悪さが与える影響は多々ありますが、大人になってからもデメリットとなり続けるものばかりです。

「でも、歯並びは遺伝の影響では…?」と思った方にこそ、
手に取っていただきたいのが本書です。
実は0歳児からのミルクの飲み方、哺乳瓶の選び方、
離乳食・幼児食のメニュー、食べ方といったことのすべてが、
お子さんの歯並びにつながっているのです。

お口を育てる視点から、「月齢を目安にするよりも、お口の状態に合わせて進める」「誤嚥を防ぐ細かい切り方ばかりだと歯を使わず、お口の発達が促されない!」といった、離乳食・幼児食の新常識を解説し、一生ものの「きれいな歯並び」をつくる、離乳食・幼児食のフリージング&作りおきレシピをご紹介します。

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