長く愛用するために覚えておきたい宝石の手入れ方法とは【宝石・ジュエリー図鑑】

宝石のお手入れは?
手元にある宝石は、いつまでもキラキラと輝いていてほしいものです。そのためにはそれぞれの宝石にあったお手入れをすることが大切です。かたい宝石、きずつきやすい宝石、汗に弱い宝石などいろいろあります。それぞれの特ちょうに注意してお手入れをしてみましょう。
宝石をあつかうときのポイント
最初にはずす
外から帰ってきたあとは、服をぬぐより先にジュエリーをはずすことを習慣に。つけたまま寝てしまうと、形が変わる原因になることもあります。つけたりはずしたりするときに、無理な力を入れすぎないことも大切です。
はずしたらすぐにふく
汗や水分、手のあぶらなどで汚れたままにしてしまうと、輝きがそこなわれる原因になることも。外したら、かわいたやわらかいクロス(布)などで汚れをふきとるようにしましょう。
ぶつけないようにしまう
宝石のかたさはさまざま。かたい宝石とやわらかい宝石がぶつかってしまったり、机の角などにぶつけてしまったりするときずがついてしまうこともあります。しまうときは、ジュエリーケースなどを使って仕切り、宝石同士がぶつからないように一つひとつ保管します。
おでかけ先での注意
宝石をつけたまま、お風呂やプールに入ったり、水にぬれたりすると、宝石の輝きがくもってしまうことがあります。アルコール消毒に弱い宝石もあるので、注意が必要です。
長く愛用するために
じょうぶで美しい宝石を使ったジュエリーは、長い間楽しむことができます。大切な人からゆずり受けた宝石、はじめて買った宝石など思い出がつまっている宝石はたくさんあります。
でも、ちょっと形を変えて、ちがうジュエリーにしたいとき、リフォームをする方法もあります。宝石を留めている金属をかえたりすると、またちがったジュエリーに生まれ変わります。

【出典】『宝石・ジュエリー図鑑』監修:BIZOUX(ビズー)/科学監修:小田島庸浩
【書誌情報】
『宝石・ジュエリー図鑑』
監修:BIZOUX(ビズー)/科学監修:小田島庸浩
キラキラまばゆい輝きと、無限のカラーバリエーション。地球がつくりだすキセキの一粒。もしかしたら大人も知らない、宝石のひみつがわかる本です。
美しい宝石写真、かわいいイラスト、「ねえ、これ知ってる?」とすぐに話したくなるおはなし。
宝石誕生のひみつ、輝きや色のひみつ、宝石にまつわる歴史、文化、伝説をわかりやすく楽しく解説します。
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じつはなかま「ルビー」と「サファイア」 など
12か月の誕生石はもちろん、お気に入りがきっと見つかる色別の宝石図鑑。
人と宝石のお付き合いや、原石から宝飾品になるまでの流れがわかる、ジュエリー図鑑。
さらに地球の活動と宝石の関係や、宝石・ジュエリーにかかわるお仕事まで紹介します。







