声が小さい、出にくい…呼吸に必要な筋肉を、全体的に鍛えられるトレーニング方法とは?【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】

声が小さい、出にくいのは、姿勢と肺の大きさの認識にある【疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖】
空気が喉にある声帯を通ると、ブザーのような振動音になります。声帯の形で、音の高さが決まり、舌や口の形で調整をして、最終的にバリエーション豊かな、私たちの声になります。
声が小さい、出にくいという人は、この「出力」の大きさに問題があります。
まず姿勢が悪い人は、胸を張りましょう。それだけでも大きくなります。息を吐く力が弱い人は、肺の大きさを正しく認識して、大きな呼吸を繰り返すトレーニングをしてください。呼吸に必要な筋肉を、全体的に鍛えられます。気が付けば、自然と発声が大きくなっているでしょう。
またちょっとした意識の違いでも、出力を上げられます。口から声を出すイメージではなく、遠くの目標に音を届かせるイメージで発声してみてください。普通に大きく声を出そうとするよりも、自然と声が大きくなります。
【出典】『疲れない!痛めない!体の使い方ビフォー・アフター手帖』
著者:小池義孝 イラスト:千葉さやか(Panchro) 日本文芸社刊
執筆者プロフィール
一義流気功治療院院長。昭和48年生まれ。平成18年「気功治療院一義流気功」を東京に開設。翌年に、気功治療の技術を伝える「一義流気功教室」を開設する。気功治療の内容はどの流派にも属さず、独自の歩みを続ける。肩こり、腰痛、猫背といった肉体の問題から、メンタルの問題まで、幅広く対応している。著書多数。30万部を超えるベストセラーになった『ねこ背は治る!知るだけで、体が改善する「4つの意識」』を始めとし、国内15冊、海外翻訳版(台湾、韓国)3冊、約累計70万部を送り出している。
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