「今日も怒ってしまった」親へ―—寝る前10分、マインドフルネス音読で変わる親子の心と脳

新刊『読めば親子でマインドフルネス 最高に心地よく眠れるお話47』特別インタビュー
「毎日忙しくて、子どもとちゃんと向き合えない」「キツく叱ってしまって、今日も自己嫌悪」……そんな余裕がないお父さんお母さんにこそ知ってほしいのが『読めば親子でマインドフルネス 最高に心地よく眠れるお話47』。寝る前のほんのわずかな時間を本書と過ごすことで、パパやママの心が、子どもの行動が変わり、幸せな時間が生まれる! 監修を手がけた臨床発達心理士・山口創先生に話を伺いました。(全3回連載のうち1回目)
取材・文:細井 秀美
GoogleやAppleも効果を実感! マインドフルネスって?
多くの方が「マインドフルネス」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。
ただ、具体的にどういうことを表すのかを理解していない方は、少なくないかもしれませんね。
「マインドフルネスとは」をひと言で表すと、「今この瞬間に心をとどめておく」という状態・技法のことです。
今ここにだけ意識を向け、その現実については“良い”“悪い”といった評価をせず、あるがままに見つめる。そういった心のもち方のことをいいます――「よく分からない」という声が聞こえてきそうですね(苦笑)。
「瞑想や坐禅と似たようなもの」と考えると、分かりやすいかもしれません。
ほかのことを考えず、「今この瞬間」だけを感じることで、やがて過去の後悔や未来の不安などから離れ、心を整えていくことができます。
心があちこちに行くことがなくなるので、集中力がつき、気持ちの切り替えや感情のコントロールができるようになり、悩むこと自体が少なくなります。また、自分のことも優しく受け入れられるようになり、自身への愛情や思いやりも育まれます。
マインドフルネスはGoogleが社員研修で取り入れたことで、広く知られるようになりました。
Appleやゴールドマンサックスといった海外の有名企業だけでなく、日本でもYahoo!やソフトバンク、トヨタ自動車、伊藤忠商事など大手有名企業を中心にたくさんの企業で導入され、やがて一般の人にも広まっていったのです。
集中力が高まったり、新しい能力が開発されたり、仕事にもよい影響があります。
また、不合理なところを変えるのではなく、自分の行動などに気づいて、客観化することが、心の治療になるため、心理療法にも活用されているんですよ。
「効率重視」の子育てが苦行になっていない?
なぜマインドフルネスが広まっているのかといえば、やはり現代人の生き方や働き方に必要だからなのでしょう。
人間という生き物は、とかく自分を責めてしまいがちです。
何かがうまくいかなければ「なぜ、自分はこんな失敗をしてしまったんだろう」、人と自分を比べて「なんで、自分はうまくいかないんだろう」というように。
今、これを読んでいるお父さんお母さんも、「今日も子どもにたくさん怒ってしまった」「もっと穏やかに子どもと接したいのに」と自身を責めてしまう方が多いのではないでしょうか。
情報があふれ、SNS疲れなどが指摘される現代だからこそ、余計にですよね。
ですが、自分を責めることが続くと、必要以上に落ち込むようになったり、自分を嫌いになったりしてしまいます。
マインドフルネスはそんなふうに考えてしまうことを含めて、自分自身を丸ごと優しく受け入れるように自身と接する態度なので、必要以上にストレスをためることなく、自分自身の心を立て直していくことができます。
だからこそ、お父さんお母さんにもマインドフルネスを知ってほしい、実践してみてほしいのです。
『読めば親子でマインドフルネス 最高に心地よく眠れるお話47』は、そんな想いからつくった本です。
毎日忙しい生活を送っていると、現代の仕事と同様に、子育てが「効率重視」になりがちです。
「早く支度しなさい」「ご飯は残さずきちんと食べようね」というように。
寝るときも同じで、子どもの睡眠時間や自分がこの後やるべきことが気になって、「早く寝かせなきゃ」という思いで寝かしつけてしまったり。
すると、「ご飯を全部食べさせた」「早く寝かせられた」といった目的を達成することだけが大事になってしまい、次第に、いま目の前にいる子どもの心を読み取ることができなくなってしまいます。
「この子はいま、どんな気持ちなんだろう?」「今日1日を楽しく過ごせたかな?」ということに思いが及ばなくなり、表情など子どものちょっとした変化にも気づかなくなってしまいます。
「こうしなきゃ」「こう育てなきゃ」という思いに縛られすぎて、子育て自体が辛いものにもなりかねません。
せっかく子育てをしているのに、それではあまりに味気ないですよね。
親の心が変わると、子どもも変わる。
短くてもいい、マインドフルネスになる時間は大切
マインドフルネスによって心を「この瞬間」に向けられるようになることで、目の前の子どもの気持ちや表情の動きなど「ありのままの姿」に気づけるようになります。
そして、そういったお父さんお母さんの変化は、子どもにも確実に伝わります。
子どもから親への安心感や信頼感が生まれることで、素直に親の言うことを聞けるようになったり、自分のことを表現できたり、というような変化も生まれるのです。
短い時間でもいいのです。
せめて寝る前だけは、「寝かしつけたらアレをしなきゃ」「コレをしたい」などと考えて心ここにあらずの状態になるのではなく、いま目の前にいる子どもと関わる時間にしませんか?
寝かしつけが必要な時期なんて、一瞬です。
多くの方が、その時期が過ぎてから「貴重な時間だった」と気づくものです。
この本には、マインドフルネスの要素が溶け込んだお話がたくさん入っています。
物語を一緒に読みながら、寝る前のひとときを親子にとって充実した幸せな時間にしてほしいと思っています。
もちろん、マインドフルネスは大人だけでなく子どもにも効果絶大です。
そのあたりのお話は、次回の記事でご紹介しますね。
『読めば親子でマインドフルネス 最高に心地よく眠れるお話47』書籍の情報
新刊『読めば親子でマインドフルネス 最高に心地よく眠れるお話47』発売プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000692.000041489.html
書籍は、全国の書店・オンライン書店等で購入いただけます
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4537223510
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18487227
【書誌情報】
『読めば親子でマインドフルネス 最高に心地よく眠れるお話47』
著:山口創(やまぐちはじめ)
寝る前って意外に大変!
大興奮で謎の歌や踊りを踊っているなか寝室に誘導したり、
明日の予定にナーバスになっている心に寄り添ったり、
「早くねてほしい~」と思いながら何冊も絵本を読んだり……。
長い目でみたら、子どもの隣で体をくっつけながら寝かしつける時期は
きっとすぐ終わってしまう、貴重な時間。
とはいえ、寝かしつけが負担になり、つらいと感じることもあるでしょう。
親がピリピリしていたり、トゲトゲしていると、
子どもも安心して眠っていけないかもしれません。
本書は、「今、ここにある体験」に心を向けて、心をおだやかに整えていく、
マインドフルネスのエッセンスが溶け込んだ1冊。
寝る前に親子でこの本を開くことで、
リラックスでき、心と体が「眠る準備」に優しく導かれていきます。
毎晩の寝かしつけが、少しラクになり、
親子のつながりを感じられる温かな時間にできるのです。
【著者紹介】
山口 創(やまぐち はじめ):監修
桜美林大学リベラルアーツ学群・教授。博士(人間科学)。臨床発達心理士。
1996年早稲田大学大学院人間科学研究科修了。幸福ホルモン、オキシトシンの作用に注目し、健康や幸福になるためのメソッドについて心理学、生理学、皮膚科学など幅広い分野から研究。独自で確立した「タッチ(=触れる)学」、「ポジティブ心理学」などを通して、ウェルビーイングの増進を目指す。著書に『子供の「脳」は肌にある』(光文社新書)、『幸せになる脳はだっこで育つ』(廣済堂)、『子育てに効くマインドフルネス 親が変わり、子どもも変わる』(光文社)など多数。
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