グラフが読めればニュースがわかる!日常にひそむ“算数力”【眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための算数と数学】

日常生活で使われている算数

グラフの読み解き方の基本は算数にある

算数の一番の特徴は、日常生活で使われる項目が多いということです。簡単な四則計算が不自由だと買い物するときに困ります。折れ線グラフや棒グラフは、教科書だけでなく、新聞や本を読むときなどにもよく出会います。円グラフや帯グラフも同様です。一目で変化がわかり、割合がわかるのがこれらのグラフです。知っていると何かと便利であることはいうまでもありません。

小学校の中学年から習う面積や体積も、生活していく上で大切な学習項目です。平面の広さを数量で表すことによって、広い狭いということが数字でわかります。私たちが旅行のときに利用する地図が一番身近かもしれません。小5・小6で学ぶ算数は、人間の活動範囲が広がったときに役立つ項目が目白押しです。1割や10%といった割合は、買い物や天気予報のときに活躍します。帯グラフや円グラフも割合です。全体のうちのどれだけを占めているかがわかると、生活していく上で役に立つことがよくあります。みそ汁やスープを作るとき、みそやしょうゆや塩の割合(比率)を知っておくと、おいしい料理ができます。

単位量あたりの大きさを学ぶと、さらに活用する場面が広がります。平均、人口密度、速さは、新聞を読んだりテレビやスマホを見ているときに、よく出てきます。特に速さは、旅行や外出するとき、無意識に活用しているはずです。比(ひ)を学ぶと、あるものを基準にして、比べるものはどのくらいになるかがわかります。

比の応用の縮尺は、地図によく使われていることは有名ですね。

低学年の算数は、人間が基本的な生活をしていくために必要です。高学年は、面積・体積・割合・速さ・比・平均といった日常生活を豊かにする項目がたくさんあります。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための算数と数学』監修:小宮山 博仁

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための算数と数学』
監修:小宮山 博仁


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