デザイナーが打ち合わせ中に描いてる”ラフ”って何?【瞬解! デザイン用語図鑑】

【デザイン制作・基本用語】「ラフ」
本制作の前の大まかなデザインやスケッチのこと。
全体のイメージや方向性を決めたり、作業効率を上げたりする重要な役割があります。
ラフを作成しておくと…

事前に仕上がりのイメージを共有でき、完成後に1からやり直すなど大きな事故を防ぐことができます。

曖昧な部分もある程度明確になり、作業効率が上がります。

クライアント先にも意見をもらい、クオリティを高めることができます。
ラフの作成方法
自由な発想でざっくりと

ラフ段階では何度もやり直しが可能。いろいろなパターンを考え、最善案を見つけましょう。
時間をかけずどんどん描く

恐れずどんどん描きましょう。手を動かすことで、新たなアイデアを生むことも。
打ち合わせ中にも描く

ラフに起こすことにより、形が見え、クライアントと意見を出し合えます。
【POINT】
ラフは質より量! 最終デザインのクオリティを左右する重要な工程です。
思いついたことはなんでも描き出し、よりよいデザインを目指しましょう。
【デザイン制作・基本用語】「あしらい TREATMENT」
デザインの装飾や細かいパーツ、 背景の模様、飾りなどの要素のこと。

あしらいの役割

情報過多な現代では、一瞬でわかりやすいシンプルなあしらいが多い傾向に。
【POINT】
あしらいにも流行り・廃りがあります。
広告や雑誌、本などを見て、普段からどのようなあしらいが使われているかに注目して、制作に取り入れましょう。
【出典】『瞬解! デザイン用語図鑑』著:ingectar-e
【書誌情報】
『瞬解! デザイン用語図鑑』
著:ingectar-e
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【著者情報】
ingectar-e
代表 寺本恵里
デザイン書の執筆やイラスト素材集の制作をしているデザイン事務所。著書は40冊以上。代表作の『3色だけでセンスのいい色』は17万部を突破。『けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本( ソシム)』シリーズでは累計35万部を突破している。大阪、京都にて「ROCCA&FRIENDS」などカフェの運営、店舗展開、デザイン、企画などもしている。





