文字の並べ方でで伝わり方が変わる! ”組み方や文字間”の奥深い世界【瞬解! デザイン用語図鑑】

【レイアウト- 文字組・組版】「タテ組み(たてぐみ)」

縦方向に文字を並べる組み方。

日本人にとって親しみやすいタテ組み。読者の感情に訴えかけるときや、しっかりと読んでもらいたいときによく利用されます。格式が高いイメージ、和の雰囲気を伝えたいときにもタテ組みは有効です。

昔、中国から伝わってきた漢字がタテ書きだったため、日本でもタテ書きで書くようになったといわれています。


【レイアウト- 文字組・組版】「ヨコ組み(よこぐみ)」

横方向に文字を並べる組み方。

ヨコ組みは、英語や数字が表記しやすいのがメリット。気軽にすらすらとスピーディーに読んでもらいたいときによく利用されます。ヨコ組みはタテ組みと比べ、カジュアルな印象を与えます。

タテ組みとヨコ組みどちらがよいかは、制作する物や目的によって異なります。アルファベットや数字を多く使用する際は、ヨコ組みのほうが読みやすいでしょう。


【レイアウト- 文字組・組版】「ベタ組み」

字間を調整せず文字を組む方法。ベタ打ちともいいます。

正方形の仮想ボディを隙間なく並べた、そのまま打っている文字のこと。


【レイアウト- 文字組・組版】「均等詰め(きんとうづめ)」

文字やオブジェクトの間隔を均等に詰めること。

【出典】『瞬解! デザイン用語図鑑』著:ingectar-e

【書誌情報】
『瞬解! デザイン用語図鑑』
著:ingectar-e


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【著者情報】
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代表 寺本恵里
デザイン書の執筆やイラスト素材集の制作をしているデザイン事務所。著書は40冊以上。代表作の『3色だけでセンスのいい色』は17万部を突破。『けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本( ソシム)』シリーズでは累計35万部を突破している。大阪、京都にて「ROCCA&FRIENDS」などカフェの運営、店舗展開、デザイン、企画などもしている。

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