ごはんを一口減らせば脂肪は減っていく
内臓脂肪を減らしたい方は、「糖質ちょいオフ」をぜひ実践してみてください。
「ちょいオフ」ですから、ごはんやパンなどを一切とらないようなストイックなものではありません。1日の糖質をこれまでの量から約15%減らせばOK。カロリー制限ダイエットとも異なりますので、カロリーの高い肉や卵、バターなどの乳製品なども食べられます。1日に摂取する糖質量の目標値は、男性で250グラム、女性で200グラムです。
ごはんであれば一口分減らせば糖質を約15%減らすことができます。家で食事をする際は、お茶碗をひとまわり小さくすると効果的です。お茶碗にしっかりごはんを盛ることができるので、見た目の不足感がありません。外食する場合は「ごはんを少なめに」とオーダーする習慣をつけるとよいでしょう。
また、主食には「黒っぽい食品」を選ぶように心がけてください。白米よりも玄米や雑穀米、真っ白いパンよりはライ麦パンや全粒粉パンなどをチョイス。食物繊維が豊富で食べ応えもあります。
そのほかには、たんぱく質や脂質が豊富に含まれる肉や魚を積極的に食べてください。良質なたんぱく質や脂質が豊富な卵は特におすすめ。カルシウム豊富な乳製品、ビタミンやミネラルがたっぷり含まれた野菜や海藻も意識してとりましょう。
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』
著:栗原毅
シリーズ累計発行部数150万部突破!ダイエットでも健康でも超重要な『内臓脂肪』をテーマに、速攻で落とせる方法を医師が解説する図解シリーズ最新作!
新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入や、不要不急の外出など、何かと家にいる時間が多くなっているため、運動不足や食事量の変化により、肥満になって健康状態が悪化してしまう人も多くいます。
そこで問題なるのが『内臓脂肪』。ゆるキャラみたいなかわいいぽっこりおなかになってきた……と悠長に考えている場合ではありません。
内臓脂肪の増加は見た目の変化だけでなく、放置すると健康状態に様々な悪影響が出てきます。
本書ではそんな内臓脂肪が増えてしまう理由から、速攻で落とす食事法まで、すぐに使える超実用的な情報を幅広く紹介します。
『内臓脂肪の前に脂肪肝が問題』『内臓脂肪を減らすには緑茶を飲むのが最短ルート』『お酒を飲みながら内臓脂肪を減らす方法』など、
今日から使える知識が満載です!痩せたい、健康になりたい、家族の健康が気になる、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。
公開日:2021.07.09