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脂肪をためない体づくりにゆっくりよく噛んで食べるが最強の理由とは!?【内臓脂肪の話】

Text:栗原毅

「早食い」が太る原因になる

糖質を控えることに加えて、よく噛んで食べることも脂肪をためない体づくりには大切なポイントです。「何を食べるか」に加えて、「どう食べるか」も意識するようにしてください。

その理由のひとつめは、よく噛んで食べると糖質の吸収を緩やかにできるためです。よく噛まないで食べれば当然ながら早食いになります。そうすると、食べたものの糖質が早急に小腸から吸収されるため血糖値が急上昇。インスリンが大量に分泌され、脂肪がたまりやすくなるのです。

もうひとつの理由は満腹感が得られることです。人間の脳は食事をはじめてから約20分後に満腹感を得るようにできています。早食いをすると、満腹感を得る前に食べ過ぎてしまう傾向があるのです。

近年の研究により、よく噛んで食べると食後のエネルギー消費が高まり、痩せやすくなることもわかっています。唾液も多く分泌されるため、胃腸での消化吸収がスムーズになるなど、体にとってよいこと尽くめです。

具体的には、一口につき30回噛んで食べるよう意識するとよいでしょう。また、余裕を持って食事をとる習慣づけも大切です。目安は朝食は20分、ランチは25分、夕食は30分。時間に追われてかき込むような食べ方をしていると、少食のつもりでも太りやすくなるものです。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』
著:栗原毅

シリーズ累計発行部数150万部突破!ダイエットでも健康でも超重要な『内臓脂肪』をテーマに、速攻で落とせる方法を医師が解説する図解シリーズ最新作!
新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入や、不要不急の外出など、何かと家にいる時間が多くなっているため、運動不足や食事量の変化により、肥満になって健康状態が悪化してしまう人も多くいます。
そこで問題なるのが『内臓脂肪』。ゆるキャラみたいなかわいいぽっこりおなかになってきた……と悠長に考えている場合ではありません。
内臓脂肪の増加は見た目の変化だけでなく、放置すると健康状態に様々な悪影響が出てきます。
本書ではそんな内臓脂肪が増えてしまう理由から、速攻で落とす食事法まで、すぐに使える超実用的な情報を幅広く紹介します。
『内臓脂肪の前に脂肪肝が問題』『内臓脂肪を減らすには緑茶を飲むのが最短ルート』『お酒を飲みながら内臓脂肪を減らす方法』など、
今日から使える知識が満載です!痩せたい、健康になりたい、家族の健康が気になる、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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