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リーダーにふさわしいあいさつは?【人を動かすリーダー力】

Text:新 将命

良いあいさつの基本は「VSE」の3つ

あいさつを怠っていては本物のリーダーにはなれません。

私は訪問した会社が、良い会社か、そうでないかを訪問した瞬間に見分けることができます。

良い会社というのは、例外なくあいさつが良いからです。

あいさつというのは、相手の存在を認めるということにほかなりません。

あいさつをしないというのは、相手を同じ仲間と認めていないことになります。

それでは職場の雰囲気を明るくすることもできないですし、部下の心を開けるはずがありません。

あいさつは相手に対する好意と敬意の表現です。

では、良いあいさつの条件とは、どのようなものでしょうか。

私は良いあいさつとは「VSE」であると言っています。

VとはVOICE(声)のことです。あいさつはちょっと大きめの声(V)で行なうことを心がけたほうがよいでしょう。

SとはSMILE(笑顔)のことです。あいさつに笑顔は欠かせません。

Eとは、EYE(軽く目を合わせる)のことです。欧米人は、相手の目を見ずに話す人は信用しないものです。

アイコンタクトは「愛コンタクト」ですから、心の通うあいさつには、アイ(愛)があることが必要です。

張りのある少し大きめの声で、相手と目を合わせ、笑顔で行なうことがあいさつの基本です。

【出典】『面白いほど役に立つ 図解 人を動かすリーダー力』
著者:新 将命  日本文芸社刊

執筆者プロフィール
新 将命(あたらし まさみ) 株式会社国際ビジネスブレイン代表取締役社長。1936年東京生まれ。早稲田大学卒業。シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップスなどグローバル・エクセレント・カンパニー6社で社長職を3社、副社長職を1社経験。現在、ライザップグループ株式会社など数社のアドバイザーを務める。「伝説の外資トップ」と称され、“実論”にもとづいた独自の経営論・リーダーシップ論には定評がある。


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